ゆたかな自然に囲まれた「柳沢の池公園」は、南大沢駅の近くにあり、身近な自然を楽しむことのできる広々とした公園です。
市民の憩いの場として親しまれているだけではありません。
こどもが楽しめる遊具があり、広場もあるので、家族で行けるスポットといえるでしょう。
「柳沢の池公園」の魅力と楽しみ方についてご紹介いたします。
自然を中心とした公園
公園の最大の特徴は、なんといっても自然がたくさんあるところです。
「柳沢の池公園」は名前にもあるように、公園の中心に池があります。
この池は、江戸時代に下柚木村の領主である柳沢氏によって、ため池として掘られた場所です。
江戸時代から残っていると思うと、歴史を感じるのと同時に、生活の一部として市民に親しまれていたと感慨深く感じますね。
お花見広場もあります。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉を見ることができるようです。
今回訪れたときは、少しずつ秋のうつろいを感じさせてくれました。
公園内を歩いていると、キレイな色のトカゲを見つけました。
さらに池のまわりには、トンボも多く飛んでおり、童心を思いださせてくれる雰囲気です。
看板にも、ほたるやコガモなど見ることができるようで、自然の豊かさがわかりますね。
こどもと楽しむことができる遊具と広場
「柳沢の池公園」は、自然だけではなく、家族全員で楽しむことができる設備があります。
遊具広場にいくと、小さい子向けの砂場がありました。
大きいので、ほかのお子さんがいても問題なさそうですね。
ほかにも、すべり台もありますよ。
大きめのこども向けにはアスレチック遊具が設置されており、ツイストモックがあります。体力やバランス感覚をきたえるのにぴったりですね。
ほかにもパイプクライムという遊具もあります。
遊具の反対側の坂上には、広々とした芝生広場もあり、家族でピクニックを楽しんだりできるでしょう。
広場の周りには木々が生い茂っており、日陰も多く、夏でも比較的すずしく快適に過ごすことができるため、長時間滞在しても安心です。
ただし注意があり、八王子市の公園は、原則かたいボールを使ったボール遊びが禁止となっています。
八王子市のホームページでは、ボール遊びができる公園をいくつか紹介していますが、柳沢の池公園は、対象外です。
公園へのアクセス方法
駅からですと京王線「南大沢駅」からが近く徒歩圏内です。
改札を出て、すぐに三井アウトレットパークが見えます。
アウトレットへの道をまっすぐ進み、首都大東京の正門が見えたところで、右手に進みます。
道なりに歩いていくと、しだいに公園に着きます。
公園に行くまでの道にも木が多く並んでいるので、ここでも自然を感じられますよ。
最寄りのバス停は、京王バスで「南大沢駅」から「八王子駅」行。
または「聖蹟桜ヶ丘駅」行の「柳沢」停留所で降りるのが近いです。
車の場合だと駐車場が近くにないので、南大沢駅の近くにあるショッピングモールに停めてからアクセスするのが良いでしょう。
公園内には、トイレや自動販売機も設置されているため、長時間滞在しても快適に過ごせますよ。
周辺は静かな住宅街に囲まれており、みどり豊かな環境の中で、落ち着いた生活が送れるエリアとして人気があり、スーパーなども近いため、日常の買い物ついでに訪れることができると思います。
公園でのおすすめの過ごし方
「柳沢の池公園」は、ただ散歩をするだけでなく、いろいろなアクティビティを楽しめる場所です。
朝や夕方の涼しい時間帯にはジョギングやウォーキングをしている人が多く、健康志向の人たちにとっては絶好の運動場所となっています。
「柳沢の池公園」は、自然豊かな環境と家族全員が楽しめる設備が整った、八王子市の憩いの場所です。
静かな場所で自然を楽しみたい人にとって、ぜひ訪れていただきたい場所です。
自然と共に過ごす豊かな時間を、ぜひ体感してみてください。
柳沢の池公園
住所:東京都八王子市下柚木三丁目2290-2
交通:京王相模原線 「南大沢駅」徒歩約10分
連絡先:西由木コミュニティパーク(電話042-677-0333)
営業時間:24時間
定休日:年中無休