たい焼きならぬ、猫焼き?「猫間」桑都テラス八王子

あたたかい季節になりましたね。せっかく、買い物がてらに八王子駅まで来たので、気分転換に桑都テラスまで歩いてみました。今回はそのときに立ち寄った、桑都テラスの中にある「猫間(ねこま)」をご紹介します!
桑都テラスはこちらの記事でも何度か紹介しましたが、八王子の伝統文化である「演芸場」と地域の人々が立ち寄れる「にぎわい広場」「飲食3店舗」と「物販5店舗」で構成されています。

桑都テラスは、「八王子市中心市街地活性化基本計画」に位置づられた事業として、昨年11月にオープンしたことはご存知の方も多いと思います。

その、桑都テラスの中に猫ちゃんの形をしたたい焼きのお店、「猫焼き」のお店があると聞いたのでで、さっそく行ってみました。

黒壁と赤いのれんが目印

桑都テラスは、八王子の花街を意識した黒壁が特徴的な建物です。
赤いのれんがかかってるお店が「猫間(ねこま)」です。

たい焼きならぬ、猫焼き?

「猫間(ねこま)」は猫焼きの専門店です。
あんこが入った、たいの形をしたお菓子、たい焼きは私たちにも馴染みがあると思います。
猫焼きとは、猫ちゃんの顔の形をしたおやきです!

ごらんの通り、猫の顔の形をしているたい焼きをイメージしていただくとわかりやすいです。
猫間(ねこま)の猫焼きは、商売繁盛の象徴である招き猫をイメージして作られました。

顔をよく見ていただくと、わかるのですが、猫ちゃんの鼻がハートの形になっています。
細かいところにもこだわっていますね!

猫派の私はお顔を丸ごとかぶりつくのには少し勇気がいりましたが(笑)焼きたてのサクサクとした生地の中に、あんこがたっぷり入っていてとても美味しいです!

味は、定番のあずきの他にも、カスタードクリームと季節限定のさくらあんが販売されていました!

まずは、あずきをいただきます!
一口目から、あずきがたっぷり入っているので、あんこが大好きな人にはおすすめです。
さくらあんは、桜漬けしたシロップが入ったあんこで、さっぱりした味わいなので、甘党じゃない方にもおすすめです。

猫焼きの鉄板は特注品

注目していただきたいのが、こちらの鉄板です。この鉄板は、猫焼きを焼くための特注品なのだとか!

店員さんはとてもフレンドリーで、「猫派ですか?」と声をかけてくれました(笑)。
店内では実際に焼いているところを見せてもらえました。
八王子桑都テラスでしか出会えない、猫焼きですが、なぜ猫ちゃんの顔なのでしょうか。

イメージモデルは「喜久屋商店」の招き猫

猫ちゃんの形の理由には秘密がありました。
実は、猫間(ねこま)の猫焼きは八王子空襲を耐え抜いた、八王子の老舗商店「喜久屋商店」の招き猫がモデルとなっているそうです。今でも変わりゆく八王子の歴史を招き猫が見守っています。
ぜひみなさんにも知っていただきたいエピソードですね。

猫焼きは、新たな八王子のお土産になりそうな予感です。
お店の近くにはテーブルやベンチもあるので、その場で焼きたての猫焼きをいただけます。
もちろん、お持ち帰りもOKです。

八王子駅にお越しの際は、桑都テラスまでお散歩してみてはいかがでしょうか。

★取材先 猫間
住所:東京都八王子市中町11-8
アクセス:JR中央線「八王子駅」北口から徒歩約6分
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。