今回は、おしゃれな空間とこだわりのコーヒーに癒されるカフェ「ONE DAY COFFEE STAND」を紹介します。
ベーカリーショップに併設されているおしゃれカフェ
高尾駅南口を出たら、高尾名店街に向かって直進し、そのまま高尾名店街横を通り過ぎます。八王子市幹線2級24号線に向かって道なりに進み、道路に突き当たる場所の反対側にすずらん薬局があり、お店はその裏側にあります。
駐車場(お店の駐車場ではありません)の手前にある、「COFFEE」と書かれた看板が目印です。
駐車場を進むと奥に、いなこっぺと書かれたお店が。「ONE DAY COFFEE STAND」は、このベーカリーショップ「いなこっぺ」と同じ建物内にあります。外観も内装も木材が生かされたおしゃれなデザインです。
飲食スペースは店内中央と奥に位置しています。
会計は「ONE DAY COFFEE STAND」と「いなこっぺ」で共通のレジとのこと。店内のイートインスペースは区別なく、どちらの商品を購入した場合でも利用可能です。
席はカウンターのみですが、コンセントやスタンドライトが付いていたり、本や雑誌も置いてあったりと、ゆったり過ごせる環境が整っています。
珈琲はもちろん、ドリンクメニューは種類豊富!
ドリンクメニューは種類豊富。
珈琲の種類はもちろん、他では見かけない「レモンコーヒー」や季節の珈琲としてANAEROBIC NATURAL製法の「エチオピア」も取り揃えています。
レモンコーヒーは、二層になるその見た目もオシャレで、レモンコーヒーだけを飲まれる常連さんもいるそうです。ちなみに、店主はアイスがおすすめとのこと。
今回はせっかくなので、ANAEROBIC NATURAL製法の「エチオピア」をいただきました。
エチオピアを使った製法には、一般的にナチュラル製法とウォッシュド製法があり、ナチュラル製法は、果肉がついたまま乾燥させる方法。いわゆる、コーヒーチェリーのまま乾燥させる方法をいいます。ウォシュドは果肉と粘質物を除去した状態で乾燥させる方法を指します。
果肉がついたまま乾燥させるナチュラル製法は、ラズベリーを感じさせるフルーティーな味わい。果肉を取り除いたウォッシュド製法は紅茶を思わせる味わいが特徴です。
「ANAEROBIC NATURAL製法」と聞くと難しい専門用語に思えますが、ナチュラル製法がさらに進化したもので、ラズベリーのようなフルーティーな味わいがさらに楽しめるもの、と思っていただければ良いかもしれません。
ANAEROBIC NATURAL製法のエチオピアは、過去に飲んだことがないほど香り高く、何よりも酸味が際立っています。まさにフルーティーな味わいが楽しめる珈琲で、新感覚な味わいでした。
浅煎りコーヒーが好みの方には、ぜひお試しいただきたいです!
自家製ドリンクやグッズ販売も!
珈琲以外の種類も豊富で、自家製レモネードやほうじ茶ラテなどのドリンクに加え、手作りのクラフトコーラやカスカラソーダ(珈琲豆の果肉をシロップにしたドリンク)など、オリジナル感あふれるドリンクが揃います。
珈琲の他にも、タンブラーやTシャツなどのグッズ販売もしているそうです。珈琲豆は桑都テラスさんでも提供しているとのこと。
さらにネット販売もしているので、近くに住んでいなくても購入できるのはうれしいポイントです。
地元愛あふれる店主が経営しています!
高尾ご出身の店主は、以前よりまちづくりに関心があったそう。そこで地元を盛り上げるため”ハブ”となる場所を目指し、500円前後で楽しめる珈琲屋「ONE DAY COFFEE STAND」を2019年にオープン。開店にあたっては、地元の先輩であり併設店の「いなこっぺ」代表の協力もあったそうです。
今では常連さん同士で会話が広がり、そこからイベントに発展することもあるそうですよ。
また個人店としては珍しく、東京観光案内所窓口に指定されています。店主の目指していたお店のカタチに近づいているのかもしれませんね。
店主はダンスや音楽を以前にやられていたそうで、今でも音楽仲間との交流を楽しむそう。好きなことに真っ直ぐな人生は素晴らしく、憧れますね。
店主のこだわりと想いが詰まったカフェ。気になった方はぜひ訪れてみてくださいね!
ONE DAY COFFEE STAND
住所:東京都八王子市初沢町1277-8
アクセス:JR中央線「高尾駅」南口より徒歩約3分
営業時間:11:00-18:00
定休日:月曜日