寺田町の酒まんじゅう屋「酒の子」は酒粕の香りがふんわり♪

いつも通っている道なのに、今まで存在に気づいていなかった酒まんじゅうのお店。
「酒まんじゅうのお店なんてあるんだ」と気になり、今回実際に訪れてみました。

今回はみそとあんの2種類を実際に食べた感想と、お店の雰囲気を紹介します。

ひっそりとした場所にある酒まんじゅうのお店

酒の子は、ロピア八王子みなみ野店に向かう道路沿いにある店ですが、カーブの所で木々で隠されたひっそりとした場所にあり見つけにくいです。

実際私も何度もこの道を通っていましたが、今回調べるまで酒まんじゅうのお店があることに気づきませんでした。

店主さんによると、前を通る車からお店をチラ見する人も多いそう。

「みんなこっちを見るから、脇見運転には気をつけてね」と、帰り際には車にも気をつけるよう声をかけてくれました。

お店自体はひっそりしていますが、店主さんはとても気さくな方です。
初めて訪れた私にも、酒まんじゅうについていろいろと説明してくれました。

店内に入ると、ふんわり漂う酒粕の香り

店頭に商品がずらっと並んでいるタイプのお店ではなく、注文を受けてから店主さんが奥で用意してくれます。

入店してまず印象に残ったのが、ふんわり漂う酒粕のような香りです。
まんじゅう屋さんなのにお酒の香りがするというのがなんとも新鮮な感覚でした。

印象に残る出来事があったので紹介させてください。
入店すると、こちらから尋ねる前に、店主さんが矢継ぎ早に酒まんじゅうについて説明してくれたのです。

かなりテンポよく話してくださるので最初は少し驚きましたが、とても気さくで感じのいい店主さんです。

酒まんじゅう(みそ)について教えてもらったときには、思わず笑ってしまいました。

酒まんじゅう(みそ)には、皮に青のりが練り込まれているそうです。
店内に商品の写真や実物が置いていないので、どんな見た目なのかも分かりません。
もちろん「なぜ青のりが入っているんですか?」なんて聞いてもいません。

まだ商品を見てもいない私に、店主さんは続けてこう教えてくれました。

「皮に青のりが入ってるんだけど、なんで入ってるかっていう理由はないんだよね」
青のりが入っていることを知った直後に、まさか「入っている理由」まで教えてもらうとは(笑)。
しかも、「理由はない」。
聞かれていないことまで先回りして教えてくれる店主さんの話し方が、なんとも面白くて印象に残りました。

今回は、みそとあんの2種類を購入。
実は購入してすぐには食べられず、持ち帰って用事を済ませている間に冷めてしまいました。

店主さんから「時間が経ったら温めて食べてね」と言われていたので、帰宅してから温めていただきます。

みそ味からいただきました

まずは酒まんじゅう(みそ)からいただきます。

サイズは大人の手のひらくらい。
肉まんやあんまんをイメージすると分かりやすい大きさです。

「まんじゅう」と聞くと2口ぐらいで食べ終わるような子どもの手のひらサイズぐらいをイメージしていたので、思っていたより大きいなと感じました。

表面を見ても、みその存在は感じません。
青のりの存在は感じますね(笑)。

ところが、半分に切ってみると印象が変わります。

みその入ったまんじゅうと言うぐらいなので、中身はみそそのものを想像しました。
実際に入っていたのは、みたらし団子のたれのようなとろっとした餡です。

半分に切って広げた瞬間に、みたらしの香りがふわっと広がりました。

食べてみると、皮がもちもち。
みそだれはしっかりと味があり、少し濃いめに感じます。

私はまんじゅうのタネはしっかり味があるほうが好みなので、おいしくいただけました。

酒まんじゅう(あん)もいただきました

続いていただいたのは、あんこの酒まんじゅうです。

こちらももちもちした皮が特徴。
見た目はあんまんのようです。

ただ、みそと比べると少し食感が違います。

個人的には、みそのほうがよりもちもちしているように感じました。

中のあんこは、思っていたよりあっさり。
砂糖の甘さは控えめで、あんこの味をそのまま楽しめるような味わいです。
みそ酒まんじゅうと比べると中身の味は穏やかですが、こちらは酒粕の香りがより感じられました。

実際に切った断面がこちら。

あんまんとは少し違う印象を抱きませんか?
私の中では、あんまんはあんこがたっぷり入っていて、甘く練られたあんを楽しむものというイメージがあります。
一方こちらの酒まんじゅうは、酒粕の香りがするもちもちの皮も一緒に楽しむという感じでした。

実際に食べてみて感じた酒まんじゅうの魅力

酒まんじゅうを購入した際、商品の説明が書かれた緑の小さなプリントが置いてありました。

米麹を発酵させた酒水だけを使って生地を練っていることや、時間が経つとかたくなるため温めて食べることなどが書かれています。

持ち帰って食べる場合は、ぜひひと手間かけて温めて食べてみてください。
酒粕の香りがふわっと広がりますよ。

今回初めて訪れましたが、酒まんじゅうそのものだけでなくひっそりとしたお店の雰囲気や気さくな店主さんとの会話も含めて印象に残るお店でした。

木々に囲まれた場所にあるため少し見つけにくいものの、緑色ののれんを見つけたらぜひ立ち寄ってみてください。

酒の子
住所:東京都八王子市寺田町179
アクセス:京王高尾線「めじろ台駅」から徒歩約19分
TEL:042-661-8728
営業時間:11:00-16:00
定休日:火曜日
駐車場なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。