京王線・めじろ台駅からほど近く、地域の人々に長く愛されている老舗和菓子屋「青木屋」。
今回は、人気の和菓子3品を実際に食べてみた感想をレポートします。
いずれも青木屋ならではのこだわりが感じられました。
どの和菓子にするか悩みました
久しぶりに和菓子を買いに出かけることにしました。
お菓子と聞くと、ケーキやクッキーなどの洋菓子を思い浮かべる方が多いと思います。
私も普段はつい洋菓子を選びがち。
でも最近、改めて「和菓子の良さ」を感じるようになりました。
まず、洋菓子に比べて価格が手頃なのがうれしいですよね。
1個100円〜200円台で買えるのに、食べ応えがしっかりあって満足度も高い。
それに、ケーキのように生クリームやバターをたっぷり使わない分、油分やカロリーも控えめ。
さらに、緑茶にもほうじ茶にも合うのがまた魅力なんです。
さて、和菓子の魅力を語ると止まらなくなってしまうので…(汗)
これぐらいにして、お店の紹介に移りますね。
今回向かったのは、八王子市めじろ台にある「青木屋 めじろ台店」。
椚田遺跡公園通りを車で走っていると、開けた場所に大きな赤い看板が目印になっていて、すぐに見つかりました。

駐車場も広々としていて停めやすく、車でのアクセスも◎。

さっそく中をのぞいてみると、入り口付近には個包装の和菓子がずらりと並び、ついつい見入ってしまうほどの品ぞろえ。
さらに奥のショーケースには、大入りの詰め合わせや贈答用のお菓子が色とりどりに並んでいて、手土産にもぴったりですね。

店内にはイートインスペースも完備されており、購入したお菓子をその場で楽しめます。

今回は赤ちゃん連れだったので、テイクアウトしておうちでゆっくりいただくことにしました。
和菓子を選んでいると、ちょうど柏餅が出来たてとのこと!
これは買わずにはいられません。
さっそく手に取って、家でのおやつタイムに備えます。
色とりどりの柏餅。選ばれたのは何色でしょうか
ここからは購入品を紹介します。
まずは出来たての柏餅をいただきました。

色ごとに餡が違っているのが青木屋流。

緑色はつぶあん、白色はこしあん、ピンク色はみそあんとのこと。
今回食べたのは緑色のつぶあんでした!
まず、餅のコシがしっかりしていて、さすがは昔ながらの杵つき製法。
口に入れた瞬間の弾力がたまりません。
中のつぶあんはしっかり甘いですね。
それでいて餅は風味が活きるよう、甘さ控えめで絶妙なバランスを保っています。
2個入りの商品でしたが、どちらもペロリと食べ終えてしまいました。
季節限定商品なので、見かけたらぜひ手に取ってみてほしい一品です。
まんじゅう内の栗のサイズにびっくり!
次にいただいたのは「一粒栗入り 栗まつり」。

驚いたのが、割った瞬間に現れる大粒の栗!

なんと、甘露煮にされた栗が一粒まるごと入っています。
見た目にも食べ応えにも満足感があります。
皮は甘さ控えめでしっとりです。一方、中の餡はしっかりと甘く、栗のホクホクした食感と見事に調和。
白餡と自家製こし餡をブレンドした餡で出来てるそうですが、舌触りはなめらかで、口どけがとても上品。
ひと口で秋祭りのような華やかさを感じられる逸品でした。
どら焼きのふんわり感と甘味に舌鼓を打ちました!
最後にいただいたのは、「日々是くろどら」です。

見た目は少し色が濃くて、「あれ?さっきの栗まんじゅうかな?」と感じました。

安心してください、ちゃんとどら焼きです(笑)。
ひと口食べると、皮がふんわりしていながらも、どこか香ばしくほんのりした苦味が印象的。
この苦味はふくらし粉(重曹)の風味かもしれません。
皮は甘さ控えめですが、だからこそ中の餡の甘さが引き立ち、パクパク食べ進められる絶妙なバランスに仕上がっています。
青木屋の日々是くろどらは、百年製餡の小豆本来の旨みを活かして作られているそうです。
企業努力によるパサつきを抑えて賞味期限も延長されたとのこと。
贈り物にもぴったりですね。
青木屋めじろ台店は、地元の人々に愛され続ける和菓子屋です。
季節限定の和菓子から定番のどら焼きまで、ひとつひとつに丁寧な仕事とこだわりが感じられます。
どれも手土産やちょっとした自分へのご褒美にぴったり。
近くに立ち寄った際には、ぜひのぞいてみてください。
青木屋 めじろ台店
住所:東京都八王子市椚田町585-2
アクセス:京王高尾線「めじろ台駅」から徒歩約12分
TEL:042-663-1363
営業時間:9:30-19:00
定休日:なし
駐車場あり