八王子駅南口にあるたいやき屋さん「鯛八」。たいやき一筋50年で八王子っ子に愛されています!とってもリーズナブルかつボリュームもあり、おいしいんですよ♪地元の味をぜひご紹介させてください~。
南口から歩いてすぐ。地元で有名な老舗たいやき屋
鯛八があるのは八王子駅の南口。南口は北口とくらべて静かな雰囲気ですが、個性が際立つ個人店がたくさんあるんですよね~!立体駐車場の裏手の道にあるたいやき屋、と聞くと地元民はイメージしやすいかも!写真の道を奥の方に進むと、お店があります。
数分歩くと、見えてきました!近所には、八王子メロンパンの1号店もあります。取材の日は、なんだかにぎやか!通りがかりの方や仕事終わりのお父さんたちが、たいやきを買いもとめていました。
レトロでかわいい店構え~!シャッターはいつもこんな感じで、上がりきっていないことが多いです。鯛八は1970年代にはオープンしており、「営業をはじめて50年はたっているんだ」とおかみさんがおっしゃっていました!
当時小学生だった子が大人になってからも常連でお店に来てくれるとのこと。なんかエモいはなし~!子どもの頃食べた味が町に残ってて大人になっても味わえるってうれしいですよね!
商品はあんこのたいやきのみ!1個200円とめちゃお得です!生地から焼き上げるのに30分かかるので、時間に余裕をもった来店がおすすめです。すぐに買えたらラッキーなんですよ~!清潔な店内はこじんまりとしているので、順番待ちの時は外で待つことが多いです。
小麦粉も高くなってきているのに、たいやき200円ってすごいお安い…と感じてしまいます。めちゃくちゃ努力してくださってるんでしょうね。わたしが初めて鯛八に来たときは、180円だった記憶があります。八王子市民の友達が紹介してくれてはじめて来たんだよな~懐かしい思い出!
ボリューム満点のたいやきをご紹介!
おかみさんとお話している間に、待望のたいやきが焼き上がり!待ち時間は7分くらいでした!
たいやきは紙につつまれて提供されます。2個買ったのですが、ずしっと重い…。そして、焼きたてのとってもいい香りがします!電車で持って帰る人は注目をあびちゃいそうなくらい、いい香り♪
こちらが、鯛八のたいやきです!鯛のまわりに生地がぐるっとついているので、ボリュームがものすごいです。(初めて見たときは、えっ四角い…と思いました)。普通のたいやきの2.5倍くらいありそうなサイズ感!
実際、どれくらい違うんだろうと重さが気になってはかってみたら238gもありました! 一般的なたいやきは100gくらいがおおいでしょうか?
コストパフォーマンスがえらいことになっとる!
お土産にも◎友達に教えたくなるたいやきを、実食レポ!
いざ、実食!割ると、あんこがどっさりで生地はふわっとしています。あんこがある部分の皮は薄く、表面はぱりぱりとしていて焼き加減が絶妙でとてもおいしいです!
厚みもかなりあるのが写真で伝わるでしょうか?「おいしいあんこが食べたいんだよ~!」という気持ちを、めちゃくちゃ満たしてくれるんです。お供のドリンクは、緑茶も定番でおいしいですが、個人的にはコーヒーと一緒に食べるのがすきです!
たいやきといえば、「あたまから食べるか、しっぽから食べるか」が定番の話題ですよね。わたしを鯛八に案内してくれた友達は、屋台や縁日でおなじみ”カタヌキ”のように鯛以外の部分を取り外しながら食べていて、なんだかおもしろいなと当時から思っていました。金額もおやすいので、知り合いに教えてあげたくなるのも納得♪わたしもお土産としてよく買いますよ~。
焼きあがるまでおかみさんと雑談をしましたが、店のすぐそこの跨線橋(線路をわたるための橋)が木製から現在の鉄製に切り替わった工事も実際に見ていたんだそう。そのころとは、買いに来るお客さんも町の景色もずいぶん変わったそうです。これからも八王子の町や人々はうつりかわっていくと思いますが、鯛八はかわらないおいしさを提供し続けるんだろうなあと思いました!
名物店長のおかみさんが一人で切り盛りしているお店なので、お体に気を付けて頑張ってほしいです!八王子駅に立ち寄った際には、ぜひ鯛八のたいやきを食べてみてくださいね。
鯛八
住所:東京都八王子市子安町4-4-12
アクセス:JR中央線、横浜線、八高線「八王子駅」徒歩4分
TEL:042-625-7206
営業時間:10:30-19:00
定休日:不定休