最近、お店が増えてきたと感じる麻辣湯（マーラータン）。
薬膳の溶け込んだ辛いスープに、野菜や春雨を入れて食べる料理で、本場中国では、気軽に食べられる食事として親しまれているそうです。
辛いものを急に食べたくなってきたので、近くでお店を探してみたところ、今年の1月にオープンしたという、りとるさんを発見。
しかも、こだわりのおにぎりも一緒にいただけるお店ということで、さっそくランチに出かけてみることにしました！
八王子駅近く、センスの良い内装の店内
お店は、JR八王子駅から徒歩7分ほど、人通りの多い甲州街道沿いにあります。
かわいいトラのイラストが入ったロゴマークが印象的。
店内は、中国らしい装飾がセンス良く配置されており、入りやすさもありながら落ち着いた雰囲気。
ところどころに配置された備品や、カトラリーなどの小物、説明書きのポップなどの色使いも統一感があり、こだわってお店づくりをされたことが窺えます。
お好みの具材と辛さを選んで注文
自分好みにアレンジできることが特徴の麻辣湯。
まずは、ボウルとトングを使用して、ショーケースの中から好きな具材を取っていきます。
自分の好きな具材を、好きな量だけ入れることができます。
葉物野菜の他にも、キノコ類や根菜類、さまざまな野菜が揃っています。
お肉の他、海鮮や練り物なども。中国麩や白きくらげ、ハチノスなど、中国ならではの食材や、なかなか食卓には上がらない食材もいただけます！
麺の種類も豊富で、ショーケースの中には6～7種類ほどの麺があり、好みによって選ぶことができました。
以前行ったことのある他の麻辣湯のお店では、麺は2種類程だったので、種類の多さに驚きました！
100グラム400円ということで、具材の量に応じて、値段が決まります。
たくさんの種類があり、どれを選んだら良いか迷ってしまう方もいると思いますが、店員さんのおまかせセットも用意されていますよ。
最後に、カウンターで辛さとしびれを、それぞれ4段階から選んで注文します。
「0」にすると、辛さは無いそうなので、辛いのが苦手な方やお子さまでも食べられるとのこと。「2」でも結構辛いそうで、はじめての方には「1」がオススメだそうです。
ショーケースには無いトッピングや、おにぎりもこの時に注文することができます。
麻辣湯は本格的ながらも日本人好みの味
席について待っていると、しばらくして、あつあつに調理された麻辣湯が届きました！
私が選んだ具材は、春菊、もやし、れんこん、黒きくらげ、白きくらげ、しめじ、豚肉、中国麩。
いろいろな具材をちょっとずつ食べることが叶います。
麺は、もちもちしてオススメと書いてあった「牛筋麺」を選んでみました。
さまざまな薬膳が溶け込んだスープは、コクがありまろやかで、日本人の口にも合うお味！
牛筋麺も、書かれてあった通り、もちもちと弾力があって食べ応えがあります。
コリコリとしたきくらげや、味のアクセントになる春菊、スープを吸って味がしみ込んだ中国麩など、どれもスープと相性が良かったです！
辛さは「2」、しびれは「1」を注文しました。どちらかというと、辛い物は得意な方だと思っていたので「2」にしてみたのですが、結構辛かったです！
でも本格的な辛さやしびれがおいしくて、栄養満点のスープが体にしみ込み、芯からぽかぽかと温まるような気がしました。
具がぎっしり入ったおにぎりも
そして、もうひとつの看板メニュー、おにぎりもひとつ注文。
「ねぎたらこ」を選びました。
具材が上から下までびっしりと入っていて、ボリュームのある豪華なおにぎり！
ねぎが入っていることで、さっぱりとおいしくいただけました。
おにぎりのメニューは、他に「コンビーフマヨ」と「豚中華」。
どちらも他のお店には見かけない具材なので、次に来た時は試してみたいです！
さまざまな薬膳が溶け込んだ麻辣湯と、こだわりの具材のおにぎりを楽しめる、りとるさん。
栄養満点の辛いスープは、冬だけではなく、これからの季節、夏バテ防止にもなるのではないかと思います。
場所柄、お仕事のランチタイムで利用される方が多いそうですが、最近はお子さま連れも増えているということでしたよ。
夜まで営業されており、時間を気にせずふらりと立ち寄ることができそうです。
みなさんもぜひ、りとるさんで、お好みの麻辣湯を楽しんでみてください！
麻辣湯とおにぎり りとる
住所：東京都八王子市横山町10-18
アクセス：JR「八王子」駅から徒歩7分
営業時間：11:00-22:00（L.O.21:30）
定休日：なし
Instagram：@little_malahotpot
