八王子市でいちばんの観光名所といえば、やっぱり「高尾山」。標高599メートルの高尾山は、東京都心部からのアクセスの良さと、初心者でも登りやすく、日帰り登山ができる山として高い人気を誇ります。
ミシュラン観光ガイドで3つ星の評価を受けたこともあり、年々人気が高まっています。
そんな高尾山の近くに、コーヒー専門店が、2019年にオープンしました。その名も「TAKAO COFFEE(高尾コーヒー)」。
今回は、このTAKAO COFFEEをご紹介します。
雰囲気が良い店内とロケーションでリゾート気分が味わえる
TAKAO COFFEEは、八王子市内で多くのオシャレなカフェを手掛ける「バーゼル洋菓子店」が立ち上げた、コーヒー専門店です。
店内を見渡すと、山登りの装備をされた格好をした方と、軽装の方が利用していました。
お店は、甲州街道沿いにあるので、登山をしなくても、ドライブついでに立ち寄る方も多いようです。
窓から見える景色は、高尾の山々を近くに見ることができて、まるでリゾート地に来たような気分が味わえます。
光が差し込む明るい店内に入店すると、コーヒーの香りが漂っていました。スペースも広く、焦げ茶色のテーブルと椅子がシックで大人っぽい雰囲気です。店内の奥にはインテリアのアクセントにもなっている焙煎機がありました。
店内でコーヒー豆を焙煎! テイクアウトも可能
オリジナルブレンドのコーヒー「高尾ブレンド」をはじめ、数多くのコーヒーをハンドドリップで入れてくれます。
店内はカウンターキッチンになっていて、1杯1杯、丁寧にドリップしている様子が見られます。
夫は、「高尾ブレンド」605円、私は「マンデリン」605円を注文してみました。私は、元々コーヒーはそんなに飲まないので、正直、味に詳しくありません。毎回ミルクを足して飲んでいるのですが、あえてストレートにしてみました。
酸味は感じられずコクがあります。濃厚で、苦み成分が強かったので、コーヒー愛好者の上級者向けのコーヒーだと感じました。苦味が苦手な人や私のようなコーヒー初心者は、カフェオレにしたら良いかと思います。
また、コーヒーのテイクアウトも可能で、店内に入らずに、専用の小窓から注文・受け渡しも可能です。テイクアウトする方も結構いらっしゃいましたよ。
店内では、コーヒー豆の販売も行っています。自宅でも店内と同じような本格コーヒーが楽しめるのは、嬉しいですよね。1杯用のコーヒードリップパックも置いてあるので、お土産にはこちらが最適だと思います。
山中湖にある「ペーパー・ムーン」のケーキも食べられる!美味しいスイーツもコーヒーとご一緒に!
コーヒーだけ楽しむのもいいですが、コーヒーと相性の良いスイーツも充実しているので、ぜひ食べてほしいです。店内では、カフェ「バーゼル」で販売されている焼き菓子や、山中湖湖畔にある「ペーパー・ムーン」という人気カフェのケーキも食べられます。
店内に入ると、まずショーケースに入ったケーキに目を奪われました。1ピースのボリュームが大きく、濃厚なのが特徴だそうです。「ペーパー・ムーン」カフェのレシピをもとに、店内で手作りされていて、日によって、3~5種類のケーキを提供しているそうです。
私は、レモンカスタードパイ(770円)を注文してみました。レモンの酸味が効いていて、甘い生クリームとカスタードクリームの、甘みと酸味が絶妙でした。パイ生地はバターの風味が強くサクサクしていて、とても美味しかったです。苦めのコーヒーとの相性も良く、ペロッと平らげてしまいました。
ちなみに、山中湖の「ペーパー・ムーン」のカフェは、「大人にとって心地よい時間と空間」をコンセプトにしたお店なので、10歳以下の子どもは入店ができないそうです。
お子さん連れで「ペーパー・ムーン」のケーキが食べたい方は、TAKAO COFFEなら、食べられますよ。
いかがでしたか?
一つ注意点としては、アクセスが電車ではなく車で行く場合です。高尾山付近は、観光地なので、ハイシーズンや休日は、駐車場が早めに満車になることもあり、駐車料金も高めです。
TAKAO COFFEに隣接するコインパーキングの利用が便利ですが、平日は1000円、休日は2000円の駐車料金がかかります。ただし、店内で飲食する場合は、駐車料金分として200円割引いてくれますので、お会計時に店員さんに伝えましょう。
山の中で気分転換したいときや、山登り後に疲れを癒したいときは、ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
TAKAO COFFEE
住所:東京都八王子市高尾町2400-1
交通:京王高尾線「高尾山口駅」から徒歩5分程度
連絡先:042-662-1030
営業時間:10:00〜18:00
定休日:年中無休