まるでタイムスリップ!西八王子の「珈琲舎バンビ」で楽しむ懐かしのメニュー

小学生の頃の夏休み、母とよく通っていた西八王子の「珈琲舎バンビ」。
あの頃の記憶をたどるように、30年ぶりに今度は娘と一緒に訪れてみました。
変わらぬ木目調のインテリアと、やわらかな照明。
昔のままの喫茶店メニューに、懐かしい時間が一気によみがえります。

今回は、穏やかな空気に包まれながら過ごす昔ながらの喫茶店、珈琲舎バンビの魅力を紹介します。

昭和レトロ漂う喫茶店

喫茶バンビは西八王子駅から徒歩約13分。
追分交差点を曲がった先にあります。

お店には蔦が絡まり、ノスタルジックな看板が目印で、初めて訪れる人でもすぐに見つけられるはずです。
一歩足を踏み入れると、木目調の家具と柔らかな照明に包まれた空間が広がります。

落ち着いた雰囲気の中に、昭和の喫茶店らしい温もりが感じられます。

奥には、昔懐かしいゲームテーブルの席もあるそうです。
カウンター席では常連の方が、ご主人と和やかに談笑されており、若い方から年配の方まで幅広い世代に親しまれています。
仕事帰りなどにふらりと立ち寄る常連の方も多いそうです。

心躍る喫茶店メニュー

食事メニューは、ナポリタンやエビピラフなど懐かしいラインナップが揃っています。
トースト類も種類豊富で、思わず迷ってしまうほど。
生姜焼きやビーフカレーといったボリュームがあるメニューも揃っています。

食事は、単品またはブレンドコーヒー付きのセットサービスから選べます。
今回は、私がナポリタンのセット、娘はビーフカレーとクリームソーダを注文しました。
注文を終えて待つ時間もまた、喫茶店ならではの心地よいひとときです。

懐かしい味わいのナポリタン

ほどなくして運ばれてきたのは、湯気が立ち上る熱々のナポリタン。
大きめのお皿にたっぷり盛られており、思わず笑みがこぼれます。

フォークを入れると、甘酸っぱいケチャップの香りが立ち上り、食欲をそそります。
一口食べると、ケチャップのやさしい甘みが口いっぱいに広がり、どこか懐かしい気持ちになります。
もっちりした太めのパスタにソースがよく絡み、噛むほどに旨みが広がります。

スパゲッティーのセットサービスは、ブレンドコーヒー付きで850円。
このボリュームと味でこの価格には驚かされます。

コク深いブレンドコーヒーは、食後の一杯にぴったりで、ほっとひと息つけます。

家庭的で優しい味のビーフカレー

娘が頼んだビーフカレーは、家庭の食卓を思わせる温かみがあるやさしい味わいです。
スパイスは控えめで、一口食べるとまろやかな旨みがじんわり広がります。
やわらかく煮込まれた牛肉がほろりとほどけ、マイルドなルーと絶妙に溶け合います。
やさしい風味に娘も夢中になり、あっという間に食べ終えてしまいました。

単品でも、コンソメベースのすっきりとしたスープが付いてくるのもうれしいポイントです。

色鮮やかなクリームソーダ

珈琲舎バンビでは、昔から変わらず提供されている少し変わったクリームソーダがあります。
一般的なグリーンではなく、バンビでは鮮やかなブルーのクリームソーダがいただけるんです。

昭和レトロな雰囲気の店内で、ブルーのクリームソーダは写真映えも抜群。
濃厚なアイスクリームと、シュワッと弾ける炭酸が爽やかに溶け合い、心までときめきます。

見た目のかわいらしさだけでなく、懐かしい味わいに、子どもの頃の喫茶店の思い出が自然とよみがえりました。
同じクリームソーダを娘が楽しむ姿を見て、時の流れを超えてつながるような、不思議な温かさを感じます。

ほっと懐かしい珈琲舎バンビ

西八王子の珈琲舎バンビは、まるで時間がゆっくり流れるような、懐かしさと温もりに包まれた喫茶店です。
レトロで落ち着いた店内で味わうナポリタンやビーフカレーは、どこか家庭的で安心感があります。

そして、鮮やかなブルーが美しいクリームソーダは、昭和レトロな空間で写真映えも抜群。
家族や友人と訪れれば、世代を超えて同じ味を楽しめる特別な時間を過ごせます。

懐かしさと癒しを感じたい方は、西八王子の「珈琲舎バンビ」でゆったりとしたひとときをを過ごしてみてはいかがでしょうか。

珈琲舎バンビ
住所:東京都八王子市東京都八王子市元本郷町2-2-17
アクセス:JR中央線「西八王子駅」から徒歩約13分
TEL:042-626-5928
営業時間:9:00-18:00
定休日:日曜日
駐車場の有無:無

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。