じわじわと暑さが感じられるようになってきたこの頃。
暑くなってくると、暑い地域の料理が恋しくなってくる…ということで、沖縄料理のお店にお邪魔することにしました。
南大沢にある「与那国ベーカリー食堂ウヤシワレ」さんは、沖縄料理の中でも、日本の最西端である、与那国島の食材にこだわったお店だそう。
一人でも家族連れでも利用しやすい店内
ウヤシワレさんは、南大沢駅の改札を出て正面、イトーヨーカドーさんの入っている商業施設の5階にあります。
店名の「ウヤシワレ」は、あまり聞きなれない言葉ですが、与那国島の言葉で「どうぞ召し上がってください」という意味だそうです。
沖縄らしい瓦屋根の装飾や、オリオンビールの提灯が気分を盛り上げてくれますね!
さっそく中に入ってみます。
5階ということもあって、カウンター席からは気持ちの良い眺めを楽しむことができます。
明るく広々とした店内。
テーブル席にはゆとりがあるので、ベビーカーも入れそう。
家族連れでも利用しやすそうです。
まずはカウンターで注文をして、お会計を済ませます。
ランチは定番の沖縄料理に、アラカルトも
ランチメニューはこちら。
沖縄料理といえば定番の沖縄そば、ソーキそば、タコライスなどがあります。
島風カレーというのも、珍しくて気になりますね。
セットのミニ丼も用意されているのが、いろいろと食べてみたい時にうれしいです。
ランチタイムにも、アラカルトメニューを注文することができます。
どれも沖縄ならではの料理で、なかなか他では食べられないメニューばかり。
コシのある自家製麺!豚バラ煮込みも絶品
今回私が注文したのは、「沖縄そば」と「ミニ豚バラ煮込み丼」です。
まずは、「沖縄そば」からいただきます!
スープは、だしの味が伝わってくる、透き通った優しいお味。
紅ショウガがアクセントになっておいしいです。
麺の方は、なんと自家製麺!毎朝お店で製麺されているそうです。
コシがあり、しっかりと食べ応えのある麺にスープが絡んで、おいしいです!
麺に練り込まれている「長命草」は、与那国島に自生する植物で栄養価がとても高いため、パワーベジタブルと呼ばれているそうです。
店員さんが、味変にどうぞと手渡してくれた「こーれーぐーす」は、島とうがらしを泡盛に漬け込んだ、沖縄独自の調味料。
試しに入れてみると、スープに辛さが加わると共に、独特の風味が出てきました!
次は「ミニ豚バラ煮込み丼」をいただきます。
ミニとはいえ、ごろっとした大きな角煮がのせられていて、十分満足の一品です。
食べてみてびっくり!とろとろに煮込まれた角煮が、口の中でとろけます。
ランチにサービスでついてくるという、サーターアンダギーもいただきました。
揚げてあるのですが、重さはなく、サクッと軽い食感で、自然な甘さがおいしいです。
こちらにも、現地の食材である黒糖が練り込まれています。
サーターアンダギーは、2個入りでテイクアウトとしても販売されていましたよ。
泡盛は20種類!沖縄を感じられるスポット
店内で目を引いたのは、飲み放題のドリンクバーコーナー。
泡盛の瓶の種類が多く、思わず二度見してしまいました!
20種類ほど揃っているそうです。
店長さんに伺うと、沖縄料理店でもこれほどの種類を揃えているお店は、なかなか無いのだとか。
しかも、飲み放題は1時間1000円という破格のお値段!
オリオンビールのビールサーバーもあり、これだけの種類の地酒が楽しめるにもかかわらず、このお値段は驚きです。
アラカルトメニューと合わせて、いろいろな地酒を楽しんでみるのもいいですね。
夜だけでなく、昼飲みも可能だそうですよ。
店内のいたるところには、沖縄や与那国島に関する観光情報や、写真なども飾られていています。
八王子にいながら、沖縄や与那国島の風を感じられるような気がしました。
方言を紹介した手作りの沖縄マップにほっこり。
沖縄にまだ行ったことがないのですが、行ってみたくなりました!
地元ならではの食材を使用した、本格的な沖縄料理がいただける、与那国ベーカリー食堂ウヤシワレさん。
まだ行ったことのない、遠い最西端の島に思いを馳せながら、のんびりとおいしいメニューを楽しむことができました。
気軽なランチタイムにも利用しやすいですし、お得な飲み放題もあるので、地酒を楽しみたいという方にもオススメのお店です。
ぜひみなさんも、与那国島ならではの食材を使用した料理を堪能しに訪れてみてください!
与那国ベーカリー食堂ウヤシワレ
住所:東京都八王子市南大沢2丁目28-1 イトーヨーカドー南大沢店5F
アクセス:京王相模原線「南大沢駅」から徒歩2分
営業時間:ランチ 11:00-15:00(L.O 14:30)
ディナー 17:30-22:00(L.O 21:00)
定休日:月・火