「ブランコに乗りながら電車が見られるんですよ」
小門公園(おかどこうえん)を知ったのは、ママ友の一言でした。
我が子は電車が大好き。
家でも保育園でも電車のおもちゃで遊び、踏切前で何度も立ち止まる子鉄くんです。
当然、小門公園は息子の外遊び先のラインナップに加わりました。
そして、春はしだれ桜がきれいな小門公園。
今回は、初めて桜の咲く時期に訪れました。
遊び方は無限!秘密基地&サボテンの生える砂場
4月頭の平日。
午前中に、息子と同じ年齢の娘さんを持つママ友と、親子で待ち合わせをしました。
小門公園は線路沿いの住宅街にある公園。
広い空き地のようなスペースと、遊具、花壇、遊歩道からなっています。
ベビーカーを押して到着すると、目に飛び込んで来たのは…
ドーン!!
初めて来た時には恐らくビックリする、小門公園の主役がこちら。
こんな所に秘密基地!!
壁によじ登ったり、穴をくぐったり、島の上を歩いてみたり、窓からのぞいてみたり。
遊び方が無限にありそうな、ドデカい遊具。
以前訪れた時は、小学生が上下左右にピョンピョン駆け回って鬼ごっこをしていました。
かくれんぼをしても楽しそうです。
秘密基地の中央は砂場になっていて、サボテン型の遊具が生えています。
八王子の住宅街から砂漠にトリップ!
ほぼ同じタイミングで到着したママ友親子と、さっそく砂場へ。
…と思いましたが、息子はこちらの土管が大好き。
スクっと立ち上がって一目散にかけより、土管の中を行ったり来たり。
かくいう私は、土管の中なんて初めて入りました。
意外と落ち着きます(笑)。
ひとしきり行き来すると、満足してママ友親子のいる砂場に向かう息子。
シャベルやバケツで遊んだり、ボールをポーンとしたり。
砂場はとても広いので、やりたい放題です。
子どもも大人も大興奮!行き交う電車と樹齢80年超えの桜
そして、遊びながら電車が見られるのが小門公園の特徴。
電車が通る度に「でんしゃ!」と叫ぶ1歳児2人。
ブランコに乗りながらでも、砂場で遊びながらでも、次々とやってくる電車が見られるのは、最高のエンターテインメントです。
もう1つの見所、しだれ桜がこちら。
実は樹齢80年を超える大ベテラン。
木を支える支柱が、歴史の重みを感じさせますね。
元々は踏切近くにあった伐採予定の大木を、移植したそうです。
この日は、ほぼ満開。
「花霞(はながすみ)」という言葉がぴったりでした。
桜と電車を撮影しようと、カメラを構えてタイミングを見計らっている方もいました。
マンガに登場しそうな秘密基地も合わせると、なかなか映えるフォトスポットです。
ぴょんぴょん、ぶらぶら、のびのび おもしろ遊具のシリーズも
遊具は秘密基地の他に、スタンダードなタイプのブランコとすべり台、そしてこんなユニークなシリーズもありました。
2人で乗ってジャンプが楽しい、ぴょんぴょんボード。
サルになった気分!?
重力を楽しむ、ぶらぶらツリー。
縮こまった背筋もグーっとストレッチできそうな、のびのびベンチ。
1歳児を放ってのびのびするわけにいきませんでしたが、私はのびのびベンチが気持ちよさそうで使ってみたくなりました。
小門公園は散歩中の年配の方も多く、子連れで訪れるとほぼ毎回声をかけられます。
この日も、犬の散歩中のおばあちゃんが「バイバイ」と息子に手を振ってくれました。
地域の憩いの広場、という印象です。
1時間ほど遊び、この日は解散。
私は満開の桜が見られて満足、息子は電車が見られて恐らく満足でした。
春は桜がとてもきれいな小門公園。
電車とのコラボレーションをぜひ見に来てください。
八王子の住宅街に現れた秘密基地は、子どもたちのテンションもアップすると思います。
小門公園(おかどこうえん)
住所:東京都八王子市小門町76-1
アクセス:JR中央線 西八王子駅 徒歩約13分
開園時間:24時間