八王子で富士山を望めるスポット!里山の風景を残す「堀之内沖ノ谷戸公園」

八王子に引っ越して良かったと思うことの一つに、自然を感じられる公園が、たくさん整備されていることがあります。

子どもを連れて散歩に出かけることが多いのですが、徒歩圏内にそのような公園があることが、とてもうれしいです。

今回は、その中でもたびたび訪れている、堀之内沖ノ谷戸公園を紹介させていただこうと思います。

住宅街の中の丘になった公園

堀之内沖ノ谷戸公園は、八王子の中でも南東部、多摩市や町田市との境の地域に位置しています。
京王堀之内駅からは、徒歩20分ほど。

南北に長い公園で、北に行くほど標高が上がっていきます。
周辺は、多摩ニュータウン東山という閑静な住宅街のため、混雑するということはあまりないようです。

今回は、南側の公園の入り口から、軽いハイキングのつもりで散策を始めたいと思います。
さっそく、北側に向かって散策路をのぼってみましょう。

緑いっぱいの散策路と愛宕神社

散策路は、前も後ろも、すっぽりと緑に囲まれています。
生い茂る木々が日差しを遮ってくれるので、夏でも気持ちよく散策できますね。

途中には、休憩できるベンチも設置されています。

植物についての情報も設置されており、楽しみながら足を進めることができました。

地図で確認すると、この散策路の東側は、立ち入ることのできない保全区域になっています。
希少植物の移植や、保護がおこなわれている区域も一部ありました。

多摩ニュータウンの開発よりはるか昔から、この場所には、生き物たちにとってかけがえのない自然があったようです。
植物や動物を守るための保全活動は、市民団体によっておこなわれています。

散策路をさらにのぼっていくと、愛宕神社の鳥居が見えてきました。

周りに咲いた紫陽花が幻想的な雰囲気です。
息を整えながら、ゆっくりとお参りさせていただき、上を目指します。

展望台に到着!富士山も望めるパノラマの景色

神社を抜けると、すぐに頂上の景色が見えてきました。
あともう一息です!

階段をのぼりきると、圧巻の景色が広がっていました!
ぐるりと360度、視界を遮るものがない眺めは最高です。

取材に訪れた日は曇り空なのが残念だったので、後日、晴れた日にも撮影のため訪れました。

青空をとても近く感じますね!
ここの標高は137mだそうです。

山並ボードが設置されており、山の名前と位置を確認することができます。
さて、富士山を見ることはできるのでしょうか?

こちらも、後日、晴れた日に撮影したもの。
非常にうっすらとですが、写真の真ん中に、雪解けの進んだ富士山の姿が見えます!
冬の快晴の日には、きっと白く雪化粧された富士山が見えることでしょう。

山頂には、ゆっくりと過ごせるベンチも設置されています。
私もたびたび訪れていますが、家族連れだったり、犬の散歩で来園されたりなど、みなさんのんびりと景色を楽しんでいらっしゃいますね。

公園の北側には、遊具などの設備も

この先は、下りの階段が続いていて、北側の公園の入り口に出ることができます。
階段途中の平地になった部分には、遊具も設置されています。

アスレチックや、丘の高低差を利用した、カラフルなすべり台がありました。

トイレや自動販売機、駐車場などの設備はこちらの北の入り口周辺にまとまっています。

地域の歴史について触れる掲示物もありました。
開発の際、公園の周辺からは、縄文時代の集落跡が発見されたそうです。
おそらく古代の人々にとっても、植物や生き物が繁栄したこの場所は、生活しやすかったということでしょうか。

多摩ニュータウン最後の開発エリアということで、ほんの10数年前には、里山らしい風景が色濃く残っていたのかなと思います。

画像提供:ひとまちみどり由木

展望台から、気持ちのよいパノラマの景色が楽しめる堀之内沖ノ谷戸公園。

開発によって、昔とは変わった風景になってしまったかもしれませんが、人々がこの小高い丘からの眺めを楽しむということ自体は、今も昔も変わらないのではないかなと、思いを馳せました。

市民団体による保全活動も、すばらしい取り組みですね。
みなさんもぜひ、里山の自然を感じに来てみてください!

堀之内沖ノ谷戸公園
住所:東京都八王子市堀之内字2号206-2
アクセス:京王線「京王堀之内駅」から徒歩約20分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。