暖簾(のれん)をくぐり、店頭の木の引き戸から中へ。
受け取るのは、青地の染め物のような意匠の紙袋。
商品の監修は、和食職人。
実はこれ、パン屋さんの話です。
今回は、そんな和の雰囲気漂うパン屋さん、「純生食パン工房 HARE/PAN 八王子店」 を紹介したいと思います。
素通りできない!商店街で目立つ「和」の店構え
食パンのストックが切れたある日。
久々に、純生食パン工房 HARE/PAN の味が食べたくなり、八王子駅北口から徒歩7分の場所にあるお店に向かいました。
八王子店は、江戸時代にタイムスリップしたような外観。
八王子駅前の商店街でパッと目立ちます。買い物も小粋に、という気分です。
HPの紹介文によると、「長年日本料理に精通した中川透氏が監修の元、日本の食卓に合う純生食パンを、ひとつひとつ丁寧に焼き上げている」とのこと。
西洋のイメージがあるパンと和食のコラボレーション、面白いですね。
タイミングによっては、お店に行列が出来ている時もある八王子店。
しかし、この日は並ぶ事なく入れました。ラッキーです。
温かみのある手書きディスプレイ 予約もOK!買いやすい工夫が随所に
暖簾をくぐり、お店の中へ。香ばしいパンの香りがします。
カウンター越しに、奥の工房で製造のスタッフさんが忙しく動いているのが見えました。
実際に作っている様子が見られると、さらに食欲が湧いてきますね。
カウンター前に、価格が案内されていました。
手書き風の絵がかわいいです。販売単位は、1本(2斤分)だそうです。
見本も置いてありました。一本の大きさが、ひと目見て分かります。
右手の棚には、ラスク。ロゴの入ったパッケージに、ぎっしり詰まっています。
量が多い!
価格の上に、増量!!と書いてあります。
実は私、八王子店でラスクの販売が始まったばかりの時に一度購入しています。
その時より1パックあたりの量を増やしたようです。嬉しい!
ふと目を上げると、本物そっくりのラスクの絵が書かれた黒板。
ラスクも、パン同様お店で手作りしているんですね。
「食パン1本と、ラスクください」
お支払いをして商品を受け取ると、紙袋の底からパンの温かさが伝わってきました。
運のいいことに、私がお店に入ったのは、パンの焼き上がりのタイミングだったのです。
温かいうちに食べたい!
ちなみに、純生食パン工房 HARE/PAN 八王子店では、食パンの予約ができるそうです。
WEB予約も可能です。
店頭に向かった際に、売り切れていることもあるので、事前予約ができるのは安心です。
幸せ!食べだしたら止まらない、ふわふわパン&さくさくラスク
紙袋を大事に抱えて帰宅しました。購入したのは、こちらです。
紙袋やリーフレットも趣があり、取っておきたくなりました。
青地に白く染め抜いたような太陽のロゴの傍ら、「晴時々ぱん」の角印デザインに愛嬌を感じます。
パンの入っているビニール袋に水滴がついているのが、焼き上がりから間もない証拠。
今回、朝食用に購入しましたが、焼きたてのパンの香りに我慢できず、すぐにちぎって食べました(笑)。
甘くて、美味しい〜。
水分量が多く、甘みとコクがしっかりあって、うっかり半斤ほど食べてしまいそうになりました。危ない、危ない。
耳もフワフワ、しっとりです。
ラスクも、いただきます。
サクッ。
軽い!
「カリッ」とか「ガリッ」というよりは、「サクッ」という食感です。
甘すぎず、香ばしさを感じます。軽いので、スナック感覚で手が止まりません。
ラスクはカップ型の容器いっぱいに入っていて、蓋を閉めようとすると、うっかりこぼしそうになりました。
翌日の朝食では、トーストしたパンと、そのままのパン2種類を用意しました。
ジャムも準備しましたが、パン自体の味がしっかりしているので、何もつけなくても美味しいです。
夫も何もつけずに食べていました。1歳半の息子もパクパク。
トーストすると、表面のカリッという食感と香ばしさが加わって、少し味が濃くなったような印象でした。
純生食パン工房 HARE/PAN のパンは味がしっかりしていて甘みがあり、そのままパクパク食べてしまいます。
一度食べると定期的に食べたくなるので、気を付けてください(笑)。
一見パンが入っているとは思えない和風の紙袋は、意外性があり、お土産にしても楽しんでもらえると思います。
ぜひ、足を運んでみてください。
純生食パン工房 HARE/PAN 八王子店
住所:東京都八王子市横山町10-14
アクセス: JR中央線・川越線・八高線・横浜線・相模線 八王子駅 徒歩7分
TEL:042-643-0808
営業時間:11:00~売切れ次第終了 ※WEB予約が可能
定休日:不定休(臨時休業あり)