長沼駅から徒歩約20分森の隠れ家「鳥山カフェ」

長沼の森の奥にひっそりと佇む「鳥山カフェ」。
駅から少し歩いた先にある古民家は、まるで物語の中に登場する隠れ家のようです。

木々に囲まれた静かな空間で味わうコーヒーは、日常の日常のせわしなさを忘れさせてくれます。
少し足を延ばしてでも行きたくなる、そんなステキなカフェを紹介します。

森の中の隠れ家……?

長沼駅から徒歩約20分の場所にある鳥山カフェ。ナビ通り進んでみるも、本当に合っているのか……?と疑うような道が続きます……。

ナビを信じて進むと、無事にたどり着くことができました!

カフェオープンと書かれていたので入ってみることに。

お店の方は見当たらず「すみませーん!」と声をかけてみます。
するとお店の奥から店主が出てきて、上の階へ案内してくれました。

2階は畳張りで囲炉裏のある席が並んでおり、東京にいることを忘れてしまうような雰囲気です。

「好きな席へどうぞ。座布団出してね。」店主が案内してくれました。

驚きのメニュー

席に案内され、店主が一言「コーヒー淹れちゃっていいかな?」
メニュー表が見当たらずどうしようかと思いましたが、店主にお任せすることに。
5分もかからないくらいでコーヒーとお茶菓子を出してくれました。

メニューについて聞いてみると、鳥山カフェのメニューはなんとコーヒー(500円)のみだったんです!

しかも、その時に一番おいしいコーヒーを店主が選んで挽いてくれます。そして、そのコーヒーに合ったお茶菓子を一緒に出してくれているそうです。

私は正直、普段はブラックコーヒーを好んで飲まないのですが、こちらのコーヒーはおいしくて砂糖やミルクなしでいただくことができました。

香りがとてもよく、コーヒーの風味が口に広がり、苦みも程よく、後味もすっきりしていました。
これはコーヒー一品で勝負している理由がわかるなという感じがしました。

この日出してもらったお茶菓子も、クッキーに生チョコが挟まっていておいしかったです。(このお茶菓子もコーヒー500円に含まれています)

店主の思い

1人で来ている私に、店主が気さくに話しかけてくれました。
「こういう店だから昼寝したりしてもいいし、ゆっくりしていってね。」と冗談っぽく話す店主。

コーヒーを飲んでいると、店主が世界中の森の写真を撮って回ったという雑誌を見せてくれました。

この雑誌には鳥山カフェものっていて、開業当時の話や千と千尋の神隠しに一瞬映った看板があるということも書いてありました。

千と千尋の神隠しの話は公式に出ている情報ではなく、あくまでファンの間で噂になっていることなのですが、冒頭シーンの千尋一家が車に乗っているシーンで「鎌田鳥山」という看板が登場します。厳密に言うと、今回私が訪れた鳥山カフェに隣接している「鎌田鳥山」という焼き鳥屋さんの看板が映っているとのことでした。

機会があれば鎌田鳥山さんにも行ってみたいです。

私が取材で来た旨を話すと「写真撮った?ここ開けようか。」と雨戸を開けてくれました。

雨戸が開くと夕日がより差し込んできて、まるで旅に来たようなそんな気持ちになりました。

「私はお金儲けしようとは考えてなくて、ワークショップとか近くでやったりね。そういう人たちの交流の場になればと思っています。」
とお話ししてくれました。

『自然の恵みを享受しよう』というテーマでやっているという鳥山カフェ。エアコンはなく、夏は暑かったり冬は寒かったり。それでも自然を感じたり、お店が好きで訪れるお客さんが数多くいるとのことです。

私が行った時は日が差し込んでいたからかそこまで寒くなく、木の温もりを感じながら上着を脱いでも平気なくらいでずっと居たくなる心地よさがありました。

隣接する美術館では月末の土曜日に音楽会をやっているとのことで(1月2月はお休み)今度は、カフェの利用と合わせて行ってみたいと思いました。

みなさんもぜひ、鳥山カフェに行ってみてはいかがでしょうか!

鳥山カフェ
住所 :東京都八王子市長沼町587
アクセス:京王線「長沼駅」から徒歩約20分
営業時間:11:00-17:00(水・木)
TEL:042-676-4576
定休日:水・木曜日以外
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。