甘納豆って、どんなイメージがありますか?
私は、緑茶と一緒に食べるお茶うけのイメージ。どちらかというと年配の方向けのお菓子で、あまり日常的にパクパクと食べるものではないという印象を持っていました。
そんな私が初めて「甘露納豆 みツ橋」の甘納豆を食べたのは、西八王子に住む義母からいただいた時。
久々に食べた甘納豆は、ふっくらホクホクで、ポンポンと口に運んでしまった記憶があります。
その後も、いただく機会が何度かあった「甘露納豆 みツ橋」の甘納豆。
実は、お店が自宅から徒歩数分の場所にあるため、先日近くを通った際に寄ってみました。
色とりどりの甘納豆 店頭から見える工房に感じるあたたかさ
西八王子駅から徒歩約16分の住宅街にある「甘露納豆 みツ橋」。
カラリと引き戸を開けて入ると、すぐ右手に木箱が並んだカウンター。
こちらで好きな甘納豆を選んで購入します。
豆は5種類、100gから購入可能です。
写真左上の白花豆や、下段中央のお多福豆のような大ぶりの豆は、1粒でも食べ応えがありそう。
右上のえんどう豆のような小さな豆は、気軽に口に運べてしまいそうですね。
店内には、5種類の甘納豆の特徴が書かれた案内板がありました。
それぞれの個性が分かりやすく書かれています。
どれを買おうか迷った時は、こちらの案内板も参考になります。
人気No.1は“お多福豆”だそう。
黒々としていてゴロッと大きな、存在感のある豆です。
甘納豆は贈答用として、数種類を選んで木や紙の箱に入れて包装してもらうこともできます。
全国発送もしてくれるそう。
あくまでも個人的な思いですが、贈り物に甘納豆って、なんだか上品でいいなと思います。
「甘露納豆 みツ橋」の甘納豆は職人さんの手造り。
お店の奥にある工房で火が焚かれ、その場で作られているのが見えます。
手造りのあたたかさを感じる工房。
なかなか見る事ができない光景ですね。
子どもと買いに来たら、「こうやって作ってるんだって!」と見せてあげたくなります。
砂糖がカリッ ザクザクッ 豆の味がしっかり楽しめる甘納豆
今回は、知人への手土産も含めて3種類を買うことにしました。
買ったのは、こちら。
左から、うぐいす豆・白花豆・金時うずら豆。
色とりどり。
色が違う数種類を選ぶと、見た目も楽しいです。
自宅で、我が家用の白花豆をつまみぐい。
ザクザクとついた表面の砂糖の歯ごたえと、口の中に広がる甘い味。
砂糖の奥の豆はホクッと柔らかくて、風味と優しい甘さを感じます。
この砂糖のまとい方が、私は好きなんです。
豆の端っこに砂糖が固まった部分、わかりますか?
ここをカリッと噛んだ時の食感。
その後に、豆自体の味がしっかり。
“白花豆ってこんな味なんだ”と、改めて楽しみながら食べました。
楽しみな職人さんの味 年越しに向けて“栗きんとん”を予約
さて、今回訪れたタイミングでは、なんと栗きんとんの予約を受け付けていました。
今年は12月25日から受け取り可能とのこと。
お家でゆっくり食べたいので、予約してきました。
年末が楽しみです。
手土産にちょうどいい甘納豆。
12月から1月にかけて、お歳暮やお年賀の挨拶用に買い求める人も多いようです。
年末年始の一定期間は、栗きんとんだけでなく通常の甘納豆も予約制になるそう。
確かに、“人に食べて欲しいな”、“贈り物にしたいな”と思う、おいしさ。
長いお休み中、自宅や帰省先でみんなで楽しむのにも、ぴったりです。
実は「甘露納豆 みツ橋」は、第8回八王子お店大賞を受賞しています。
八王子お店大賞とは、“八王子市民が市内にあるイチオシのお店を投票し、得票点の多い店舗をノミネート、総合的な審査基準を経て決定”される賞です。
八王子市民から支持されているお店なんですよね。
さらに、「甘露納豆 みツ橋」の商品は、全国第17回菓子博覧会では金賞を受賞しています。
こんなお店が住宅街にひっそりとあるなんて…近所でうれしい(笑)。
「甘露納豆 みツ橋」の甘納豆、ぜひ一度食べてみてください。
手土産にもおすすめです。
甘露納豆 みツ橋
住所:東京都八王子市小門町81-26 ミツハシビル
アクセス:JR中央線 西八王子駅 徒歩約16分
TEL:042-622-1922
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日、第2火曜日、8月は1ヶ月間休業、その他臨時休業あり