京王相模原線「南大沢駅」からバスで行ける富士見台公園は、多くの桜の木が植えられ、お花見シーズンは見事な桜を堪能できる、ご近所の方の憩いの場です。
2020年3月、公園のリニューアルが行われ、新しく遊具が設置されると、遠方からも訪れる人も増え、休日は子ども達でいっぱいになる人気の公園になりました。
今回は、「富士見台公園」の魅力をお伝えしていきます。子育て中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
春はたくさんの桜が堪能できる人気の公園
富士見台公園は、わくわく広場、ピクニック広場、中央広場、史跡広場の4つのエリアがあります。史跡広場には、200本以上のソメイヨシノやヤマザクラなどが植えられていて、お花見が楽しめます。
ソメイヨシノは3月下旬、ヤマザクラは4月上旬頃から咲き始め、見頃になると、あたりはピンク色の桜の花で埋め尽くされます。
史跡広場を囲むように通路があるのですが、両側に桜の樹木が植えられているので、歩いていると、まるで桜のトンネルの中を散歩しているような、晴れやかな気分になります。
お花シーズンは、お弁当を広げた花見客でにぎわいます。満開の桜は、とてもきれいですよ。
広大な原っぱは、思い思いの時間を過ごせる大きなキャンバス。ピクニックやバーベキューが楽しめる
わくわく広場と、ピクニック広場は、広い芝生が広がるエリアです。春から夏にかけての新緑の季節は、緑の芝があざやかになり、すがすがしい気分が味わえます。
ピクニック広場は、その名の通り、ピクニックをするのにうってつけ。ところどころに大きな樹木が植えられているので、木陰にシートを広げれば、直射日光を遮りながらお弁当が楽しめます。
また、バーベキューもできる公園です。休日は、テントやタープ、アウトドアチェアを持ち込んで、バーベキューを楽しむグループも多くいます。
また、急こう配の土地を活かして作られている公園のため、芝生の斜面が特徴的です。
その芝の斜面を利用して、段ボールやレジャーシートをそり代わりにして、芝ぞりを楽しむ子ども達が多くいます。
冬に雪が積もると、プラスチックでできたそりを持ち込んで、何度も繰り返し滑っている子の姿も見られますよ。
大人も楽しめる34メートルの滑り台を筆頭に、充実した遊具で1日中遊べる!
富士見台公園は、2020年の3月に公園がリニューアルされ、たくさんの遊具が設置されました。一番の目玉遊具は、高低差11メートル、長さが34メートルある「ながーい滑り台」。休日は、順番待ちの列ができる人気遊具です。
階段を昇ってすべり台の入り口に立つと、見晴らしがよく、由木地区の住宅地と遠くの山々まで見渡せます。
滑る面がツルツルした素材のため、スピードが結構出ます。手すりをもってスピードを調節しないと、勢い余って、お尻で着地してしまう子もいました。
子どもと一緒に滑っている大人も「わー!」「キャー!」と思わず声が上がってしまうほどスリル満点。ただ、滑っている人たちは誰もがにこにこ笑顔で、楽しそうです。小さいお子さんが滑るときは、パパママと一緒に滑ると安心だと思います。
他にも、幼児でも楽しめる、アスレチック遊具やカラフルなゆるやかな滑り台などの複合遊具の設置もあり、こちらも人気です。幼児から小学生くらいまで体格差がある子どもが遊んでいますが、込み合うときは、譲り合いながら使用していました。
高さ6メートルのくもの巣のようにロープが張りめぐらされた「くもの巣タワー」、「ぴょんぴょんトランポリン」などもあって、充実した遊具が楽しめます。
ちなみに、遊具についている名前は、近隣の小学校の児童がアイデアを出してつけられたそうです。素敵なネーミングもついて、遊ぶのがますます楽しくなりますね。
最寄り駅からバスに乗るので、車での利用が便利だと思います。駐車場は、北側と南側にあり、合計44台停められます。ただし、人気の公園だけあって、休日には駐車待ちの車の列ができていることがあるので、注意してください。
遊具も豊富で、バーべキューやピクニックも楽しめるので、家族連れにうってつけの公園です。お弁当を持参すれば、朝から夕方まで一日中遊べますよ!ぜひ、行かれてみてくださいね。
富士見台公園
住所:八王子市下柚木905-3
交通:京王相模原線「南大沢駅」より京王バス「京王堀之内駅(首都大学南大沢北経由)」行で「富士見橋」下車