八王子市上恩方にある個性豊かなアトリエが、一斉に工房やギャラリーを開放する「陣馬山麓アトリエ展」。普段は予約しないと見学することができない作家さんの作業環境や、ワークショップに参加することができるクラフト好きには見逃せないイベントです!
2001年の第1回目から、コロナ禍を乗り越え今回で24回目の開催なんだそう~。恩方の気持ちのよい風を感じながら、アトリエをめぐってきました!
市街地から約30分で到着する自然豊かなエリア
地元では、「八王子の山の方」と呼ばれたりする上恩方地区。陣馬山のふもとに位置し、バーベキューができる夕焼け小焼けふれあいの丘やマス釣り場など自然をたのしむアクティビティーが人気のエリアです。
高尾駅から西東京バスで約30分。八王子西インターからもだいたい車で30分で到着するアクセスのよさも魅力。約200台停められる無料駐車場も用意されていたので、気軽に参加することができました!
アトリエをめぐるスタンプラリーが人気
夕やけ小やけふれあいの里入口にある、「オンガタVIEW」でイベントパンフレットをゲット。「オンガタVIEW」は、恩方地域の特産物の販売を行っているアンテナショップです!
パンフレットはスタンプ台紙にもなっており、スタンプをすべて集めることで豪華賞品の抽選に応募することができるんだとか。
地図アプリで確認したところ、現在地から一番遠い「調麓窯」まで陣馬街道沿いに徒歩25分ほど。さっそく、アトリエを目指して出発します!
陣馬街道の近くには多摩川水系の支流、北浅川が流れています。ヤマメやマスが釣れることで、釣り人に人気の川なんだそうです。歩いていると川のせせらぎが気持ちいい~!
目線を上げると、森に生い茂る木々と存在感のある山々が。雄大な緑に包まれるような感覚になりました。
藍色の旗が目印。自分のペースでアトリエめぐり
「調麓窯」を目指しているので、二つのアトリエをいったん通過。参加アトリエの証である「陣馬山麓アトリエ展」の藍色のフラッグがとてもきれいで、テンションがあがりました!
ナビ通りの25分で、「調麓窯」に到着!イベント期間中は、ギャラリーの開放と作品の販売、ワークショップ・コーヒーの販売までおこなわれて山の奥なのにすごく盛り上がっていました!
ギャラリーは陶芸作品だけでなく、ゆかりのある作家さんの作品や焼き菓子なども展示販売。バリエーション豊かで見ごたえがありました!
続いて訪問したのは、「日々器(ひびき)」。女性の作家さんが営むアトリエで、陶芸の為に上恩方に移住してきたんだそう。隣家との間隔が広く自然豊かなのに市街地にも出やすいということで、工芸をする方には絶好のロケーションですよね。
アトリエに入室すると、中には人がたくさんでびっくり!コーヒー染のラタン工芸のアクセサリーや、クルミ好きの店主がつくるクルミを使ったお菓子。個性を感じる品々に目移りしちゃいます。
「日々器」で作られる器は、素朴な風合いで普段使いしやすいのが特徴。最近料理を練習しているので自宅用に、平皿を2枚購入しました!写真にも映えそうで、今から使うのがたのしみです!
その後残り3つのアトリエと出発地点の「オンガタVIEW」をまわり、スタンプラリーを完成させました!
スタンプのデザインは、マスやブルーベリーなど上恩方っぽいモチーフがたくさん。抽選に申し込みしたあと、台紙のパンフレットを記念に持ち帰り可だったのもうれしい!
上恩方の芸術と自然を同時にたのしめた「陣馬山麓アトリエ展」。わたしのように1人で参加してる人もいれば、ペットの散歩をしながらアトリエを巡っている方もおりそれぞれのペースでたのしめるのがいいなと思いました!
公式Instagramでは参加の作家さんの紹介をはじめ、充実の内容が投稿されています。「陣馬山麓アトリエ展」に興味をもった方は、アカウントをフォローして次回イベントを一緒に待ちましょう~!
陣馬山麓アトリエ展
住所:東京都八王子市上恩方町宮の下~川井野地区周辺の5つのアトリエ
アクセス:JR中央線「高尾駅」からバス約30分
圏央道「八王子西」インターより車約30分
TEL:なし
開催日時:2024年10月18日(金)19日(土)20日(日)
公式ホームページ:https://jinba-atelier.com/