木のおもちゃで遊べる親子イベント!長池公園「みどりのあそび市」

子育て中は、「子どもと一緒に楽しめる地域イベントが、近場で開催されていたらいいのにな」と思ったことありませんか?

探してみると、家族みんなで楽しめるイベントは、八王子市内にもたくさんあります。

今回は、「緑育(りょくいく)」をテーマにしたイベント「みどりのあそび市」に、3歳の子どもと行ってみました。


どんなイベントだったか、さっそくレポートしますね!

どこで開催されていた?

11月8日、長池公園の芝生広場で開催されていました。
天気が良い日曜日で、会場は多くの家族連れでにぎわっていました。

長池公園までのアクセスは、京王相模原線「南大沢駅」から5分ほどバスに乗り、バス停「長池小学校入口」か「見附橋」で下車します。

少し歩くと、フェスのような何やら楽しそうな雰囲気が伝わってきて、一緒にでかけた子どもも「なんか楽しそう!」とワクワクしていました。

イベント会場の長池公園は、2つの溜池と広大な雑木林が広がる公園です。

ネオ・バロック調の装飾が施された長池見附橋が有名で、その景観の美しさからドラマのロケ地に使われたこともあります。

もともとは四ツ谷駅にかけられていた四谷見附橋を移設したもので、赤坂離宮の装飾をモチーフにした橋灯(きょうとう)や赤いレンガ造りデザインが美しい日本最古の鉄製アーチ橋だそう。

その長池見附橋を渡る手前に、会場である芝生広場があり、入り口には「みどりのあそびいち」と書かれたガーランドが飾ってありました。

青空の下、さまざまな遊び体験が楽しめる

1人200円のチケット代を支払い、検温とアルコール消毒をして入場します。

木のおもちゃで遊ぶ「木育」、自然を体験し自然の中で遊ぶ「緑育」をテーマに開催された「みどりのあそび市」では、さまざまな遊び体験ができました。

具体的には、多世代で楽しめるおもちゃや絵本が設置された「おもちゃと絵本の広場」、竹製のランバイクに乗れる「竹であそぼう」、読まれなくなった古本を新しい持ち主に届ける古本市「旅する古本」、昔ながらの竹とんぼやこま回しが体験できる「昔遊び」、水で消せるチョークを使ってお絵描きができる「キットパスで描こう」など、このイベントならではの遊びが目白押しでした。

軽食が食べられるキッチンカーも出ていましたよ。

どのコーナーで遊ぶか、子どもと相談しながら回ってみることにしました。

実際に遊んでみました!

まず目に飛び込んできたのは、おもちゃと絵本の広場。
3歳の我が子は、絵本もおもちゃも大好きなので、すぐに遊び始めました。

木でできた素朴なおもちゃがたくさん置かれていて自由に遊べます。
遊び方が分からず試行錯誤していると、コーナーのスタッフの方が遊び方を教えてくれました。

次に向かったのは、お絵描きコーナー。
透明のアクリル板の壁に好きな色のキットパスでお絵描きができます。

うちの子どもは、水拭きで消せる画材を使って壁にお絵描きできる、という普段できない体験がおもしろかったようで、夢中でお絵描きしていました。
こちらは、とくに小さい子ども達に人気のコーナーでした。

一番長い時間楽しんだのは、竹とんぼとこま回しのコーナー。
竹とんぼは、1本の竹から切り出して一つひとつ手づくりされていました。
障害物を気にせず、思い切り飛ばせまるのが、外のいいところ。
より高く飛ばそうと、大人達も夢中になって遊んでいました。

ひもをこまの棒の上に引っ掛け、くるくると巻いて回すこま回しは、簡単そうに見えて案外難しい。
上手な方は、こまを手のひらにのせた手乗りこま回しを披露していました。

コーナーを担当されていた「日本こままわし協会」の方にコツを聞いてみると、手首にスナップをきかせずに、地面と平行になるように遠くにめがけて投げると上手に回せるそう。

自分が小さい頃に一度は体験したことがある昔なつかしい遊びに童心を思い出し、あの時はできたのに!と少しむきになりながら、大人のほうが夢中になって遊んでいるようでした。

青空の下、思い切り遊ぶのは気持ちがいいですよね。

わざわざ遠出しなくても、大人も子どももみんなで楽しめるイベントは、近場でも意外とたくさん開催されてますよ。

八王子市内のイベント情報をチェックして、ぜひ家族でおでかけしてみてくださいね!

みどりのあそび市 ~自然の中で遊ぼう~
日時:2020/11/8(日) 10:00 ~ 15:00
会場:長池公園芝生広場(東京都八王子市別所2-58)
アクセス: 京王相模原線「南大沢駅」からバス「長池小学校入口」または「見附橋」下車
※こちらのイベントは終了しました。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。