暖かな日差しと歴史を感じる八王子の「竹の花公園」

朝は冷たい空気に包まれていても、日中は日差しの温もりを感じるこの時期。
太陽の光を浴びながらお外でゆっくり過ごすのも、たまにはいいものです。

今日は、そんな時間を過ごすのにピッタリの「竹の花公園」をご紹介します。

日当たりの良さを感じられる公園

竹の花公園は、八王子駅から徒歩12分ほどの閑静な住宅街にありました。

奥行きが広く近くに高いビルもないので、日当たりの良い空間が広がっています。

未就園児向けのイベントも

公園入口のフェンスには、「青空保育」というお知らせがありました。
こちらの公園に来る未就園児向けに、絵本の読み聞かせなどのイベントを行っているようです。

私自身、子どもがまだ幼稚園に入園する前は、こうしたイベントによく参加していました。

八王子が地元で、自宅近くにおじいちゃんおばあちゃんやお友達がいるという方も多いと思いますが、転勤などで近場に知り合いがいないママさんも、意外と多いもの。

誰にも相談できず、孤立して思い悩むママさんがいるということが、以前社会問題にもなりました。初めての出産や子育てに悩んだ時、こうした交流の場が、悩みを相談したり新しいお友達をつくったりできるきっかけになるかもしれません。

知らない環境でのイベントは、ちょっと緊張するな…と感じる方もいると思いますが、公園という場所なので屋内よりも気軽に参加できそうですよ。
興味のある方は、ぜひ申し込んでみてくださいね。

いろいろな工夫がみられるすべり台

八王子駅側の入り口近くには、スプリング式の乗り物や砂場、すべり台もありました。

上るところがボルダリング風になっていますね!
小さなお子さんだけでなく、少し大きいお兄ちゃんお姉ちゃんたちも楽しめそう。

昔懐かしいすべり台は夏場高温になってしまうので、火傷に気をつけなくてはいけませんが、こちらのすべり台は、滑る部分の素材も工夫されているなと感じました。

滑るところの幅もかなり広め!小さなお子さんはママやパパと一緒に滑れそうです。
お友達と並んで滑ったりもできそう。子どもたちに人気の遊具ですから、長く順番待ちをしないように考えられているのかもしれませんね。

高さの違う鉄棒も

別の入り口近くには、鉄棒とブランコもありました。
鉄棒は少しずつ高さが違うので、身長や年齢ごとに使えそうです。

歴史が垣間見える石碑も

公園の片隅に石碑があったので、何だろうと思ってみてみると「一里塚の石碑跡」と記されていました。

昔、日本橋を起点として一里(約4キロ)ごとに塚を築き、榎(えのき)を植えた場所で、旅人の距離の目安になったり、木陰が憩いの場になっていたとも言われているそう。

昔の人たちがこうして距離を測っていたこと、今では車で移動するような距離を歩いて旅していたそのことに、驚きとともに「すごいなぁ」という尊敬の念が湧いてきました。
子どもたちがこの石碑に気が付いたら、ぜひ詳しく話してあげてくださいね。

こんな歴史を感じられるのも、竹の花公園の魅力です。
みなさんも、ぜひ足を運んでみてくださいね!

竹の花公園
住所:東京都八王子市新町5-10
アクセス:JR中央線、八高線、横浜線「八王子駅」から徒歩約12分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。