JR片倉駅から徒歩5分ほどにある、「月待チ珈琲店」。
茶室を改装した、和の趣が雅なカフェです。
先日お花見に片倉城跡公園に遊びに行った帰りに、一服しようと思い立ち寄りました。
横浜線、京王線の2沿線から徒歩圏内
「月待チ珈琲店」は片倉城跡公園の目と鼻の先、国道16号線に面する場所に店舗を構えます。
最寄り駅はJR片倉駅と京王高尾線片倉駅の間で、どちらの駅からも徒歩圏内です。
そしてバスでのアクセスも便利。
お店のすぐ目の前には「片倉駅入口」のバス停があります。
また駐車場は無いので、車で行く場合は近隣の有料パーキングを利用するようにしましょう。
茶室を改装した4畳半の店内
「月待チ珈琲店」はこじんまりとした茶室をカフェとして改装したお店。
そのためカフェという佇まいが薄く、マップを片手にしなければ素通りしてしまいそう。
土足は厳禁で、玄関で靴を脱いで入店します。
裸足が気になる人は、靴下やスリッパを持ってくるのがおすすめですよ。
もしくはお店で靴下を購入することもできます!
店内は4畳半のこじんまりとした空間で、数人しか入ることができません。
お一人様や静かに過ごしたいカップル、夫婦にとってはうってつけの環境です!
大人数での利用はできないので、子どもの多い家族や友達グループなどでの来店は難しそうです。
また予約も不可なので、入店できるかどうかは運に掛かっています!
茶室の面影が至る所に!
茶道に縁遠い私にとって、「月待チ珈琲店」はまさに非日常空間でした☆。
店内の至る所には、茶室の面影が残っています。
例えば、天井の低い竹の天井や、生け花が飾られた床の間。
控えめの照明も相まって、ひっそりとした雅な雰囲気が演出されていました。
月関連の本を読みながら、月待ちの風情に浸ることも☆
「月待チ珈琲店」はカフェには珍しく14時から22時までと、日没を中心に営業しています。
まさに日が沈み月の現れを待つことができる、なんとも風情があるお店。
店内からお月見をすることこそできないものの、お店の一角には月関係の書籍をたくさん揃えた本棚がありました。
「月世界大全」や「月の歩き方」、「月曼荼羅」など、読書欲をくすぐるタイトルの本が勢ぞろい♪。
私も気になった1冊をお借りして、のんびり過ごしました。
天文学好きな人はもちろん、そうでない人にとってもステキな本との出会いがありそうですね。
生の抹茶など、おいしいカフェを楽しめる!
「月待チ珈琲店」はコーヒーなどのドリンクとスイーツのみを提供する純喫茶です。
今回は抹茶とファーブルトンを頼みました。
抹茶は滅多に飲む機会が無いので、思いがけず貴重な食体験ができました。
きめ細やかで、抹茶ならではの上品な渋みと香りを味わえました。
ごつごつとした手触りのお茶碗も味わい深い!
抹茶ラテや抹茶ケーキなどの抹茶グルメは巷にあふれていますが、生の抹茶はそれらとはまた違う格別のおいしさがありますね。
そして、ファーブルトンはレーズンがたっぷりで、生地はしっとりもちもち!
和風のお皿に、きれいによそられているのも嬉しかったです。
「月待チ珈琲店」は茶室で、おいしいカフェやスイーツを楽しめる非日常空間。
満月の夜にひっそり訪れるのも趣深いですね。
都会の喧騒から離れて休息したいときに、駆け込んでみては?
月待チ珈琲店
住所:東京都八王子市片倉町2405−1
交通:JR横浜線「片倉駅」から徒歩5分、京王高尾線「片倉駅」から徒歩8分、京王バス「片倉駅入口」バス停降車後すぐ
TEL:非公開
定休日:月曜日、火曜日
営業時間:14:00〜22:00