11月18日と19日の2日間にわたり開催された、八王子いちょう祭り。
今年で44回目を迎える、八王子の恒例イベントです。
今回は18日のイベントの様子を、一部レポートいたします!
八王子いちょう祭りとはどんなイベント?
八王子いちょう祭りは、毎年追分町と高尾駅入口を結ぶ甲州街道とその周辺で開催されます。
出発地点に当たる「追分交差点」までは、JR西八王子駅から徒歩約10分でアクセスできます。
また甲州街道は八王子駅から高尾駅までバスが走っているので、どの地点からでも簡単に行き来ができますよ。
この周辺はいちょうの名所として有名で、甲州街道に沿ってどこまでも続く並木道は圧巻です!
そんな絶景のもと、屋台やバザーをまわったりいろんな催し物に参加したりできるのが八王子いちょう祭りなんです。
八王子市民にとっては馴染み深いいちょう祭りですがその歴史は深く、初めて開催されたのは1979年でした。
それから年を追うごとにその規模は徐々に拡大し、コロナ禍前の2021年では45万人もの人が来場しました。
八王子の人口が約57万人だと考えると、その規模は相当なものだと分かります。
天気に恵まれた、2023年八王子いちょう祭り!
今年は18日、19日ともに天気に恵まれ、絶好のお散歩日和となりました。
八王子ではつい最近までなかなか残暑がひかずまだ黄葉しきっていない木々もちらほらありましたが、それでも十分な絶景です。
八王子いちょう祭りで定番の遊び方は関所巡り!
いちょう祭りの出発点にあたる、追分関所から高尾駅付近の小仏関所までには12か所の関所があります。
関所巡りに参加するには、まず関所で通行手形を購入する必要があります。
そうしたら後は関所をまわって、係りの人に焼き印を押してもらうだけ。
追分から小仏までは5.5kmあり全ての関所を回りきるのは結構大変ですが、まるで江戸時代にタイムスリップして宿場巡りをしているかのような気分を楽しむことができますよ♪。
楽しい屋台巡り!
例年八王子いちょう祭りには、ものすごい数のお店が出店します。
特にフード系の屋台がにぎわうのが綾南公園内で、八王子周辺のお店から、はるばる沖縄の酒造所まで出店していました。
中でも、相模原市緑区エリアで販売していた揚げパンを1つ購入してみました♪。
その場で揚げたアツアツのコッペパンに、砂糖がたっぷりまぶしてあります。
フワフワでサクサクでとってもおいしかったですよ。
また八王子の名物、八王子ラーメンを販売する屋台も見付けました!
八麺会と帝京大学のコラボ商品ということで、かなり人気を集めていました。
また各関所を運営する町内会でも、軽食を安く販売しています!
関所は神社やお寺など甲州街道沿いのいろんな場所に設置されていました。
高尾駅近くにある原町内会では、甘酒を100円で販売していました。
寒い季節のお祭りには、やっぱり甘酒が良いですね。
子どもが楽しめる催し物もたくさん!
八王子いちょう祭りでは、各団体が楽しいイベントを開催しています。
東京消防庁では消防隊の制服を着たうえでバイクに乗って、記念撮影できる企画を実施していました。
消防車や消防隊が好きな子どもには、良い思い出になりますね。
また綾南公園内ではミニカーを運行していたりと、1日あっても遊びつくせないほど面白いイベントが満載でした。
いちょう祭りは八王子の美しい自然や歴史を感じながら、食やいろんな体験を楽しめるイベントです。
家族旅行にはもちろん、デートやペットとの散歩にもおすすめですよ。
八王子いちょう祭り
住所:東京都八王子市 追分町から裏高尾町付近
交通:出発地点に当たる「追分町交差点」まではJR中央線西八王子駅から徒歩約10分
TEL:042-668-8383