秋の風物詩といえば、紅葉狩り。
今年は全国的に残暑が続きましたが、八王子でも11月下旬頃から木々が色付き始めましたね。
そこで紅葉真っ盛りの12月の、紅葉狩りをしようと長沼公園を訪れました。
八王子の紅葉スポットといえば、やはり高尾山が有名ですよね。
しかし八王子には、高尾山以外にも紅葉狩りができる場所はたくさんあるんです。
そんな穴場スポットの1つが、今回紹介する長沼公園!
バスでのアクセスが一番楽チン
長沼公園は京王線の長沼駅から徒歩約5分の場所にあります。
駅から徒歩圏内ではありますが、このルートで頂上に行くにはかなり高低差があるので覚悟が必要です。
そこで、できるだけ疲れずに頂上まで行きたい人におすすめなのが、バスを使ったルートです。
バスで行く場合、京王バスの「野猿峠」で降車し長沼公園までは徒歩約5分ほどで入園できます。
このルートだと頂上までなだらかで整備された道が続くため、足腰に自信がない人にもおすすめです。
また公園の入り口付近には無料駐車場もあり、車やバイクでの来園も可能ですよ。
園内に入ると、鬱蒼と茂る木々のなか遊歩道が続きます。
まだ緑の葉が残った木もたくさんあり、爽やかなハイキングを楽しめました♪。
静かな園内には野鳥の声が響き渡り、都会の謙遜を忘れさせてくれるゆったりとした時間が流れていました。
紅葉狩りスポットその1:鎌田鳥山付近
今回の目的は紅葉狩り!
園内の散策はほどほどにして、紅葉スポットを目指していきます。
長沼公園の紅葉スポットの1つが園内にある料亭、「鎌田鳥山」付近です。
ちなみに「鎌田鳥山」は、この土地で95年ほど営業している老舗料亭。
平成天皇も皇太子時代に訪れたことがあるという、野鳥や鶏料理の専門店です。
『千と千尋の神隠し』のワンシーンに鎌田鳥山の看板が登場するのは、八王子市民なら知っておきたい豆知識です!
私は鎌田鳥山に1回訪れたことがありますが店内からも紅葉を鑑賞できるので、食事しながら紅葉刈りしたい人におすすめのお店ですよ!
その鎌田鳥山の母屋と紅葉のコラボレーションが、おすすめのビューポイントです!
そのすぐそばには、「峠の小さな美術館」があります。
あいにくこの日は閉館していましたが、この敷地内にも美しい紅葉が咲き誇っていました。
紅葉狩りスポットその2:園内西側の高台
長沼公園で1番紅葉が美しいのは、おそらく公園の一番西側の高台にある広場です。
このエリアには、背丈のある大きな紅葉の木があちこちに咲いています。
どの紅葉もちょうど見頃を迎えていました!
この広場からは、八王子や日野の町並みを見渡すことができます!
左手に紅葉、右手にはイチョウの木々に挟まれた多摩の町並みは、ここでしか撮影できないショットですね!
時間はちょうど夕暮れ時。
紅葉と赤く染まる空のグラデーションも撮影できました。
またビュースポットにはベンチもあるので、ゆっくり紅葉狩りしたい人にぴったりの場所ですよ!
今回は紅葉の盛りの、長沼公園を紹介しました。
この日すれ違った人の数は、わずか3組ほど!
人気を避けてのどかな紅葉狩りをしたい人には絶好の場所ですよ。
ぜひ多摩の秋を堪能しに、長沼公園まで足を運んでみてください。
長沼公園
住所:東京都八王子市長沼町・下柚木
交通:京王線「長沼駅」から徒歩約5分、京王バス「野猿峠」下車後徒歩約5分
TEL:042-375-1240