あじさいスポットを求めて散策へ!京王堀之内駅~せせらぎ緑道

6月に入り街中のあじさいの花が開き始めてきました。京王堀之内駅周辺にあじさいがたくさん咲いていたなと思い出し、お天気がいい日にお散歩に行ってきました。

ふと気になった「京王堀之内駅」の名前の由来とは?

ここで少し「京王堀之内駅」をご紹介したいと思います。
「京王堀之内駅」は1960年代から始まった多摩ニュータウン開発に伴い1988年に設立されました。駅の南側の丘陵にはマンションがたくさん建てられ、駅北側とは違った景観になっています。

これにより駅名を決める際、駅がある場所が「堀之内」と「別所」の境付近にあるため、どちらにするか議論になったそうです。結果、北側にある「堀之内」を採用することになったとのことです。もしかしたら「別所駅」になっていたかもしれないと思うと、地元の駅として愛着が深まります。

ちなみに「堀之内」の由来は、平安時代に地元の武士団の館に「堀」があったことからその名前が付けられたそうです。

駅周辺はあじさいスポットがたくさん!

さて、散策に戻ります。駅の北側を出ると何か所も白いあじさいが咲いていました!

モコモコとした丸いフォルムが集まって、かわいらしいです。

太陽の光を受けてあじさいの白さが際立って見えました。とてもきれいですね!
駅に隣接されている駐輪場横にもあじさいスポットを見つけました。

私の背より高いガクアジサイが道なりに咲いていました。

ひっそりとした高架下の道ですが、あじさいとビヨウヤナギという黄色い花が道一帯を彩っていました。

さまざまな表情をみせる「せせらぎ緑道」

南側の方へ行くと、「せせらぎ緑道」の入口を見つけました。

入口には緑道を紹介する立て看板がありました。

なんと約1.45キロ先の長池公園まで続いているそうです!

今回は途中の別所公園付近まで行ってみようと思います。

歩き始めると丘の上にはそびえ立つマンションが見え、手前には対照的な自然あふれる緑の景色が広がっています。

水路は人工的に作られているそうですが、まるで天然の川のようです。
進んでいくと石畳風の小道があったり、橋が架かっている箇所があったりと光景が変わり楽しませてくれます。

青いあじさいも見つけました!

近代的な居住区と自然が融合した遊歩道

ひとつ道路を越えて、引き続き緑道を上がっていくと、また白いあじさいがお出迎えしていました。

ここから先は住宅地と水路が続く遊歩道になります。

水路に沿って建てられた住宅地は、せせらぎ緑道を整備していく上で、建物の外観が遊歩道と調和するようデザインされたそうです。近代的な佇まいの住宅と水路、緑あざやかな木々が広がる風景は、歩いているだけで観光しているような気分になりました。

「せせらぎ緑道」という名前だけあり、上流からなだらかに流れる水の音はさらさらと耳心地がよく、お散歩のいいBGMになります♪
途中休憩できるベンチもあります。

あちこちで水路の脇にはあじさいが咲いていました☆

こちらも白いあじさいとガクアジサイです。ジメジメする梅雨の時期でも、居住地と自然が整った景色が見られると心もスッキリしそうですね。

気候が良くないとついつい外出もためらいがちですが、梅雨ならではの風景を見にぜひお出かけしてみてください◎

京王堀之内駅
住所:東京都八王子市堀之内3丁目24

せせらぎ緑道
住所:東京都八王子市別所二丁目126
アクセス:京王線「京王堀之内駅」から徒歩約3分
*最後まで緑道を歩くと、長池公園(別所二丁目58)にたどり着きます。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。