11月になり秋もだいぶ深まってきました。学園祭シーズンですね。
私は学園祭が好きで、東京都立大学の「みやこ祭」によく行っていました。コロナの影響で、2年前は中止、昨年は学内のみの開催だったそうです。
しかし今年は3年ぶりに一般人も入場できると知り、久しぶりにみやこ祭の1日目に小学生の娘と一緒に行ってきました!
南大沢駅からすぐの緑に囲まれたキャンパス
場所は京王相模原線「南大沢」駅から徒歩5分のところにあります。改札を出て右方向へずっと歩いていくと「東京都立大学南大沢キャンパス」があります。
普段は一般の人はなかなかキャンパス内に入る機会はそうないと思いますが、学園祭は大学の雰囲気が感じられる唯一のイベントです。
大学の入口では、大きな赤い汽車のゲートが出迎えてくれました。
デジタルを取り入れた新しい「みやこ祭」
今年の「みやこ祭」はコロナ対策により予約制。みやこ祭専用のアプリから予約し、QRコードを提示して入場しました。
入場すると黄色に染まったイチョウ並木が広がり、たくさんの人が写真を撮っていました。
学生さんたちが各イベントの呼び込みや、模擬店の売り子さんとなって声かけをしています。学園祭のこの感じ、テンションが上がってきました♪
また、キャンパス内の各所にあるQRコードを全部集めるとお菓子がもらえるスタンプラリーがあり、お子さんも楽しくキャンパス内を周ることができます。
模擬店やステージ企画、復活のフリマは大盛り上がり
お昼からの参加で娘はお腹がペコペコというので、模擬店エリアへ直行しました。インフォメーションギャラリーのアーケード内はたくさんの模擬店が並び、とても盛り上がっていました。
たくさんあるお店の中から悩みに悩んで選んだのが、たこ焼き、チュロス、フライドポテト。
どれも出来たてアツアツで、おいしくいただきました☆
各所に飲食スペースが設けられ、安全対策もきちんとされていて安心して飲食できました。
模擬店を通り抜けていくと、特設ステージがあり学生漫才が始まっていました。テンポのいいやりとりに、会場からはたびたび笑いが起きていました。
さらに進んでいくと図書館があり、その前の広場にもたくさんの模擬店があります。
図書館は近未来的な建物で、小学生の娘は「学校の図書室と全然違う…」とつぶやいていました。残念ながらこの日は閉館していて中は見られませんでしたが、こんなステキなところで調べ物や勉強をしたらとてもはかどりそうですね。
奥に進んでいくと、フリーマーケットが開かれていました。こちらも3年ぶりの復活だそうです。洋服や手芸品、アロマオイルなどが出品されていて、出品者や見ている方の交流があちこちで見られました。
未知の分野を身近で体験
屋内企画も多数あり、行きたいところがたくさんありました。その中で物理学科のオープンラボに行ってみようと娘と意見が合い、向かってみました。お目当てのテーマは“世界で最も薄い/細い素材”。
オープンラボの会場へ行ってみると、各ブースではたくさんの人が熱心に学生さんとお話していました。施設がまた立派で、しばらく見惚れていた我われ親子。
目的のブースに着き、研究している学生さんがていねいに説明をしてくれました。てっきり肉眼で見えるものと思っていたのですが、顕微鏡で見えるレベルの素材とのことでした。
大きな顕微鏡を初めて見た娘は興味津々。モニターで見た素材の小ささに驚きっぱなしでした。
専門分野を研究している学生さんから目に見えない大きさの単位(ナノ)があることを教えてもらったり、大学と小学校の違いについてお話しできたりと、親子で貴重な体験をさせていただきました。
池がある景色のいいスペースで少し休憩。キャンパス内は景色がきれいな場所がたくさんあるのも魅力のひとつです。
学園祭の醍醐味!「お笑いライブ」
次は娘が一番楽しみにしていたお笑いライブの観覧です。
お笑いライブも予約が必要だったので、アプリから予約してチケットをもらいました。
撮影はできなかったので写真はないのですが、“さらば青春の光”と“パンドラ”の2組が広いホールをにぎわせてくれました。やはりプロの芸人さんは迫力が違います。
お腹いっぱい、頭を使い知識が増え、そしてお腹の底から笑ってとても充実した1日でした。
お子さんはこれから通う学校選びの参考として、大人の方はかつての青春時代を思い出しながら学園祭を楽しんでみてはいかがでしょうか。
東京都立大学南大沢キャンパス
住所:東京都八王子市南大沢1-1
アクセス:京王相模原線「南大沢」駅改札口から徒歩約5分
TEL: 042-677-1111