サザンスカイタワーにある八王子の資料館「桑都日本遺産センター八王子博物館」でお正月企画開催!

はちはくの通称で親しまれている八王子の郷土資料館、桑都日本遺産センター八王子博物館。
1月28日までの間、お正月をテーマにした企画展を開催していると聞き、新年早々に足を運んでみました。

館内は撮影自由!SNSアップもOK

はちはくはJR八王子駅直結の商業ビル、サザンスカイタワーの3階にあります。

八王子の郷土資料館はもともと上野町にありましたが、2021年にこの場所に移転しました。

館内はなんと撮影自由で、SNSアップも大歓迎なんだそうです!

しかも、入館料は無料です。
資料の展示方法もユニークで、従来の資料館のイメージとは違ったオープンな雰囲気がはちはくの魅力です。

特別企画「はちはくでお正月」開催

今回は「はちはくでお正月」という企画を実施中で、館内にはお正月に関連する史料が多く展示されていました。

その中でも特にインパクトがあったのは、この押絵羽子板!

1メートル近くはありそうなとっても大きな羽子板には、歌舞伎役者が立体的に描かれています。

昭和のはじめに作られたもので、八王子市内の旧家で保管されていたものなのだそうです。
ケースを介さず近い距離で見られるので、羽子板の質感をとても近く感じられました!

別の1角には、歴代の京王線初詣記念乗車券が展示されていました。

マニアにとっては、とても価値があるものなのではないでしょうか?
今でも初詣に高尾山に参拝する人は多いですが、かつてはこのような切符が発売されていたのですね。

また八王子の新春といえば「七福神めぐり」が恒例行事ですが、それにちなんで七福神に関連する展示もありました。

その他にもだるまなどお正月らしいおめでたい趣のある展示物がたくさんあり、観ているだけで明るい気分になりました♪。

お正月ならではの遊びを体験できるコーナーも

「はちはくお正月」では展示物だけでなく、体験できる催しもありました!
その1つが、折り紙で辰や羽子板を作ろうという企画です。

館内の1角にある畳のスペースでは折り紙と折り方のイラストが用意されていて、実際に折り紙を折ることができます。
それ以外にもこのエリアでは「はちはくでお正月」期間中、かるたなどお正月らしい遊びを体験できました。

常設の展示や図書も充実しています

お正月の展示以外に、ユニークな常設展示がたくさんあります!
例えば展示物をのぞき穴からのぞいて観られる仕掛けがあったり、八王子宿をすごろくで巡れる展示があったり、館内中遊び心があふれています。

一方で八王子に関する資料を閲覧できるスペースもあり、学術研究や図書を楽しみたい人のニーズにも応えています。

図書館でも閲覧できる本も多いですが、学芸員さんがいるのが資料館の魅力!
気になることは学芸員さんに質問すれば、きっと対応してくれるでしょう。
また1部の資料は販売も行っているので続きが気になる本は家でゆっくりと楽しめますよ。

今回ははちはくの「はちはくでお正月」の様子を紹介しました。
お正月らしい縁起の良い展示物があふれていて、楽しいひとときを過ごすことができました☆。
はちはくのあるサザンスカイタワーは、市役所やレストランなどいろんな施設が入っているので、そのついでに訪れてみるのもおすすめですよ。

桑都日本遺産センター八王子博物館
住所:東京都八王子市子安町4丁目7番1号 サザンスカイタワー八王子 3階
交通:JR中央線、横浜線、八高線「八王子駅」直結
TEL:042-622-8939
定休日:12月29日~1月3日、館内整理日
営業時間:10:00~19:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。