春・秋2回の八王子最大規模の古本市! 「八王子古本まつり」

2021年10月30日〜11月3日にかけて、開催された「八王子古本まつり」!

毎年、春と秋に2回開催されている八王子で最も大きな古本市です。
この「古本まつり」はコロナ渦でしばらく中止されていたのですが、この秋1年半ぶりに再開。
さっそく開催初日に行ってきました!

「古本まつり」の開催場所は毎年決まって、「西放射線ユーロード」です。
スタート地点は、JR八王子駅北口から徒歩1分ほどにある「ユーロード」の入口。

そこから「ユーロード」の出口まで500mほどの長い距離を、バラエティ豊かな本たちが一直線に並びます。

今回のテーマは「伝統の技」

「古本まつり」には毎回テーマがあり、各本屋さんはそれに沿った本を出品しています。

今回のテーマは「伝統の技」。
ということで、芸術関連の書籍を出品している本屋さんが目立ちました。

例えば、浮世絵などの日本画をたくさん出品しているお店。

書道関連の書籍や筆などの道具を販売しているお店があったり。

かなり珍しい書籍を出品しているお店も!
明治、大正頃と思われる時代の教科書や参考書です。

これも「伝統の技」に沿っての出品なのでしょう。

テーマを意識して廻ってみると、日常ではあまり手に取らない書籍が目に留まり、おもしろい発見がありますよ☆。

子どもや学生向けの本もたくさん!

「八王子古本まつり」のおもしろいところは、いろんな本屋さんが出店しているため、それだけ本の個性も豊かなところ!

「伝統の技」のテーマには当てはまらない本も、もちろんたくさんあります。

やはり一番多いのは小説や新書かなという印象。
ですが、漫画や児童書、参考書、雑誌など「本」であれば何でもあります!

また、おもちゃやレコード、CDなどを売っているお店もチラホラ!

本よりは音楽が好きな方や、本を読めないお子さんでも楽しめると思います!

八王子関連の本が充実しています!

「古本まつり」の強みの1つは八王子関連の書籍が多いこと。

それもそのはず!
出店している本屋さんには、そもそも八王子やその近郊のお店が多いためでしょう。

図書館や資料館などに行かないと、なかなか手に入らなそうな書籍が山のようにありました!

八王子の風土記や郷土史はかなり揃っている印象を受けました!

多摩地域の研究をされている学生や研究者の方、歴史好きには心躍るものがありそうです!

出店やベンチもあるので、休みながら廻れます!

「ユーロード」の途中には飲食の出店のエリアがあり、サンドイッチ、丼ぶりなどが販売されていました。

普段は「八王子総合卸売センター」にある人気のコーヒースタンド、「COFFEE ICHIBA」もはるばる出店していました!

「ユーロード」途中には、ベンチもポツポツと置いてあったり、コンビニもあります。
休み休み、ゆっくり廻るのもいいですね。

ここまでご紹介した通り、「八王子古本まつり」ではバラエティ豊富な書籍や物品が販売されています。
本好きはもちろん、そこまでという方でも、いろんな角度から楽しめるイベントだと思います。

「古本まつり」は定期的に開催されている(おそらく次は春?)ので今回を逃した方も、ぜひ気が向いたときに参加してみてください。
開催情報は「八王子古本まつり」の公式twitterからチェックできます!

八王子古本まつり
住所:東京都八王子市 西放射線ユーロード
交通:JR中央線、八高線、横浜線、八王子駅北口徒歩1分
時間:10:00〜19:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。