“鎮守の森”の面影残る自然公園!京王堀之内駅「蓮生寺公園」

京王相模原線堀之内駅から徒歩15分ほどにある「蓮生寺公園」。

最近は雨続きでしたが、久しぶりに春らしい陽気が戻ってきた5月下旬のある日。
梅雨になる前に新緑の季節を楽しみたいと思い、今回「蓮生寺公園」まで足を運びました。

徒歩、バス、車でアクセス可能!

「蓮生寺公園」は団地やマンションが立ち並ぶベッドタウンの1角にあります。

京王堀之内駅が最寄り駅で、徒歩15分ほどで到着しました。
17台の駐車場は無料で利用できます。
また京王堀之内駅と南大沢駅から公園の前までバスが出ているので、交通機関を使ったアクセスにも便利です。

冒険気分で楽しく散策できる♪

「蓮生寺公園」には広大な敷地の中に、6つのコースと3つの広場があります。
公園全体が丘陵状になっていて道は1つ1つ迷路のように入り組んでいます。

何となく歩いていると堂々巡りのループに入ってしまうので注意が必要です!

公園内は基本的に雑木林!
その間に整備された緑道を進んでいきます。

木々は高くうっそうと生い茂っています。
そのため直射日光を避けられ、園内は外よりも涼しいです。
木の葉を揺らすそよ風も気持ち良く、自然が奏でる音色に癒されました♪。

カメラに収めることはできませんでしたが、園内ではたくさんの野鳥に出会いました。
ホトトギスの鳴き声がどこからともなく聞こえ、春を感じられました☆。

富士山を見晴らす展望台!

そうこうしているうちに、園内3つの広場のうちの1つ「とちの木広場」に到着。
ここは丘陵の上部にあたり、堀之内の街並みを見晴らすことができます。

この日はあいにくの曇天でしたが、天気が良い日には富士山まで見晴らすことができるそうです。

「とちの木広場」にはベンチやトイレも設置されています。

さて一休みして、再出発!

かつて鎮守の森だった「蓮生寺公園」

緑道の途中に案内板を見つけました。

書かれている内容は、蓮生寺公園にはかつて、「蓮生寺」というお社があり、公園全体はその鎮守の森だったということです。
当時、鎮守の森は神の宿る神聖な場所と考えられていたのだとか。
そのためお社が無くなった後も、木々の伐採が禁じられて今の「蓮生寺公園」が残ったそうです。

つまりここは聖域だったのか!
ここに来るまで「蓮生寺公園」は手付かずの雑木林だと思っていた自分が少し恥ずかしくなりました(笑)。
この自然を傷つけずに守ってきた、先人たちに感謝ですね。

公園に吊り橋!?

「蓮生寺公園」は丘陵公園には珍しく吊り橋があるんです。
それも結構立派な吊り橋!

足の踏み場や手すりがしっかりしているので、子どもも安心して渡らすことができます。
高さも数メートル程です。

それでも吊り橋ってやはりスリリング!

橋の上でジャンプしたり大きな動きを取るとガタガタ振動して、なかなかの怖さでした。

遊具が充実した広場で子どもも楽しめる!

最後に立ち寄ったのが「お祭り広場」。

この広場は遊具がとても充実しています。

  • 滑り台
  • ジャングルジム
  • 鉄棒

その他、太鼓はしご、登り棒などおなじみの遊具が揃っています。

この広場にもトイレやベンチがあるので、休憩しながら親子で楽しめます。

園内では豊かな自然の中、鎮守の森としての面影を感じ、ひと時都会の喧騒を忘れることができました。

「蓮生寺公園」は吊り橋や遊具など子どもの心を惹く仕掛けもあり、年代に関係無く楽しめる施設!
家族旅行、友達との散策、ペットとの散歩など色んなシチュエーションでおすすめの公園です。

蓮生寺公園
住所:東京都八王子市別所1-28-1
アクセス:京王相模原線堀之内駅から徒歩15分
TEL:042-620-7271

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。