京王線長沼駅から徒歩5分ほどにある「都立長沼公園」。
11月下旬の秋晴れの日、紅葉狩りに「長沼公園」まで行ってきました!
「長沼公園」とは
「長沼公園」は多摩丘陵の地形を利用して、1980年に開園した都立公園です。
「長沼公園」とは言うものの、標高は約180mほどあるうえ、園内の大部分は雑木林のため、実際は山といった印象です。
また、八王子市内では八王子八十八景の1つとしても有名で、頂上からは雄大な景色を見晴らせます。
長沼駅から徒歩ですぐ、無料駐車場もあり◎
「長沼公園」は電車、車でアクセスが可能です。
電車の場合、京王線長沼駅を降りて、徒歩5分ほど。
八王子市内からはもちろん、都心からも京王線で好アクセスです。
また園内入り口には、車、バイク、自転車が停められる無料駐車場があります。
駐車台数はあまり多くはないですが、休日でも比較的空いていることが多いです。
きつすぎない登りごたえで、プチ登山を楽しめる♪
「長沼公園」には何路ものコースがありますが、今回は公園の外縁を1周する形で散策しました。
スタート地点からさっそく、うっそうとした茂みに突入!
落ち葉のじゅうたんやどんぐりなど、秋ならではの風情に癒されます。
進んでいくにつれて、階段や手すりが整備されていない、けもの道もありました。
スニーカーは必須で、来園されている方には登山着を着ている人も多かったです。
30分くらいかかって、頂上へ到着。
登りごたえがあり、軽い山登りのような感覚を味わえました。
頂上付近には、複数箇所の展望台があり、いろんな方角からの景色を眺められます。
八王子市街や多摩の山々、天気が良い日には富士山も見えるのだとか!
さらに展望台から少し進んだところには、広場があります!
ベンチや、トイレなどがあり、登り切ったところで、一休みできます。
途中にはジブリにも登場した老舗料理店や、美術館が!
散策路の途中には、丘陵の自然を活かした、すてきな施設があります。
その1つが「鎌田鳥山」。
こちらは100年以上の歴史を持つ老舗の暖炉裏料理店。
「千と千尋の神隠し」のワンシーンとして使われたことでも知られています。
歴史を感じる佇まいは幻想的で、「長沼公園」の美しい景色に溶け込んでいます。
そのすぐ近くには、「峠の小さな美術館」という施設があります。
こちらは「峠の会」という団体が「鎌田鳥山」の協力で、運営している美術館です。
作品を木にくくったり、家屋の縁側に飾ったりなど、自然と美術を融合した展示が独特でした。
館内は紅葉まっさかりで、秋の風情も楽しめました♪。
丘陵ならではの斜面に沿って広がる紅葉は絶景!
さらにその先を進むと、公園内1番の紅葉スポットにたどり着きました。
高台から、紅葉と多摩の街並みを見晴らせます。
紅葉は遠くから眺めても、間近で観ても見事!
さらに、高台を降りて、時計回りに外周を進み続けると、スタート地点の入り口に戻れます!
今回は、「長沼公園」をぐるっと一周、1時間ほどかけて散策しました。
街にはない、秋のいろんな姿に触れられて大満足◎。
少し先ですが、春には桜も楽しめます。
ぜひ「長沼公園」で四季折々の自然を楽しんでください。
都立長沼公園
住所:東京都八王子市長沼町
交通:京王線「長沼駅」から徒歩5分
TEL:042-620-7378